2020年11月13日

米大統領選で米露はお互いに重要な相手ではなくなったか

‘20年11月13日(金)

〇外信コラム
米大統領選は、ロシアを担当
する記者も固唾をのんで
見守っていた。
結果判明後、すぐに露政府の
反応を記事にするためだ。
主要メディアがバイデン氏の
勝利を伝えたのは
モスクワ時間の7日夕。
しかし待てど暮らせど
露政府は声明を出さない。
結局、ペスコフ露大統領
報道官が
「正式な発表を待つ」と
コメントしたのは9日昼
だった。

プーチン露大統領に個人的な
親近感を示してきた
トランプ大統領に対し、
バイデン氏はロシアを
米国の重大な脅威だ」と指摘。
露専門家の間では、
バイデン政権が誕生すれば
米露関係は今以上に悪化
するとの見方が強い。
声明の遅れは、露政府内でも
バイデン氏を祝福すべきか
検討が難航したためだと
みられている。

ただ、今回の米大統領選では、
ロシアによる選挙干渉疑惑が
大問題となった4年前に比べ、
ロシアが話題に上ることは
少なかった。
むしろ対中国関係が注目され、
国営ロシア新聞も
以前ほど米露はお互いに
 重要な相手ではなくなった

と、どこか寂しげ(?)な
専門家の意見を伝えた。

それでもロシアは今後も
「米国一極化への対抗軸」と
自身を規定し、反米的な
国々や指導者の間で
求心力を保ち、国際的
影響力の拡大を図るはずだ。
新たな米露関係の行く末を、
モスクワから伝えていきたい。
(小野田雄一)(赤の広場で 産経新聞11/12 7(国際)面)
ラベル:バイデン氏
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする