2020年11月01日

自然破壊を止めなければ、感染症の頻発で人類は滅びる

‘20年11月1日(日)

人間が自然界との
付き合い方を変えない限り、
新型コロナウイルス感染症
(COVID-19)よりも多くの
死者を出し、世界経済に
深刻な悪影響を及ぼすパンデ
ミック(世界的な大流行)が
頻発するようになると、
国連(UN)の専門家組織が
29日、警告を発した。
「生物多様性および
 生態系サービスに関する
 政府間科学政策プラット
 フォーム(IPBES)」の
特別報告によると、
新型コロナウイルスのように
動物を宿主とし、ヒト感染の
恐れのあるウイルスは現在、
最大85万種が存在する。

生物多様性とパンデミックに
関する特別報告書の執筆者らは、
動物たちの生息地が破壊され、
消費活動が拡大を続けていけば、
動物由来の感染症がヒトに
感染する
確率は今後、
これまでよりずっと高まると
指摘。
パンデミックは人類の
「存続に関わる脅威」を
表していると述べている。

感染症予防に取り組む
国際NPO
「エコヘルス・アライアンス
 (Ecohealth Alliance)」の
代表で、特別報告書を作成
したIPBES専門家ワーク
ショップを取りまとめた
ピーター・ダザック
(Peter Daszak)氏は、
「気候変動と生物多様性の
 損失を引き起こす
 人間活動が、農業への
 影響を介して
 パンデミック発生の
 危険性をもたらす」と
語った。

IPBESはCOVID-19について、
1918年のインフルエンザ
(いわゆるスペイン風邪)
大流行から数えて6つ目の
パンデミックだとした上で、
その全ては
「完全に人間の活動が
 引き起こしたものだ」と
指摘した。

こうした人間活動には
森林伐採や農地開拓、
野生生物の取引と消費と
いった持続可能でない
開発が含まれ、いずれも
動物と人間との濃厚接触の
機会を増やし、動物の保有
する病気と人間との距離を
縮めることにつながって
いる


IPBESは、毎年5つ前後の
新たな感染症がヒト間で
発生し、そのどれもが
パンデミックに発展する
可能性があると警鐘を
鳴らしている。

第一線の専門家22人が
参加してリモート形式で
開催されたIPBES専門家
ワークショップでは、
パンデミック再発リスクを
低減するため
各国政府が取れる対策も
取りまとめられた。

専門家らは、COVID-19の
経済的損失は今年7月時点で
最大16兆j(約1670兆円)に
上ると試算した上で、
将来的なパンデミックを
予防する対策を講じる方が、
パンデミック発生後に
対処するより100倍も経費を
節減できるとし、これは
「社会変革に向けた強力な
 経済的動機となる」との
見解を示した。
【AFP=時事】(翻訳編集AFPBB News 10/30 16:32)
ラベル:パンデミック
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする