2019年08月13日

終戦の隙に乗じた実効支配、北方四島は74年を経過

'19年8月13日(火)

日本の領土だった千島列島の
北東端・占守島にソ連軍が
侵攻したのは、74年前の夏、
昭和天皇の玉音放送が流れて
から3日後だった
◆島にいた若い日本兵が
「8月15日で戦争は終わり
 ました。ソ連軍はそれを
 知らずに攻撃してきた
 のでしょうか」と
尋ねると、上官は
「米国に取られる前に、
 取れる分だけ取っておく
 という魂胆だな」と
推測する。
浅田次郎さんの史実に基づく
小説「終わらざる夏」の
一場面である
実際に戦闘があった占守島
などとともに、この時、
北方4島は奪われた。
元島民には、終戦の日として
8月15日を迎えることに、
違和感を抱く人が少なくない
という。思いは複雑だろう
◆択捉、国後両島で、
航空機を使った元島民の
墓参が行われた。
船と比べて移動時間の短い
空路は2017年から活用
されている。
日露の領土交渉が難航する
中、実現した小さな成果と
言えよう。
両島ではつつがなく
慰霊式が執り行われたという
◆色丹島、歯舞群島を含む
4島には終戦時、
1万7000人が住んでいたが、
今では元島民は6000人に
満たない。
平均年齢は84歳を迎える。
戦後の懸案の解決を急ぎ
たい。
(編集手帳 讀賣新聞8/12)

競技終了の笛が鳴っても
すぐには止めない運動会の
玉入れや綱引きのように、
降伏した国への侵攻は
フェアではない。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする