2019年07月10日

本業の合間の副業でも、思慮が欠ければ叱られる

'19年7月10日(水)

テレビに映らない場所でも、
面白い人だったらしい。
時は昭和半ば。
「笑点」の大喜利で人気を
博した春風亭梅橋さんが
残す数々のエピソードに、
九官鳥事件がある
◆新宿末広亭の待ち時間に
「伊勢丹」の
ペット売り場に通い、
九官鳥に「三越、三越」と
鳴くように仕込んだ。
鳥はまもなく売り場から
撤去されたとも
◆カルピス事件もある。
司会をしたラジオのクイズ
番組で、ある乳酸菌飲料が
回答者の土産に出て、つい
口走ってしまった。
「カルピスみたいなもので
 しょう」。
スポンサーの飲料会社が怒り、
即刻番組を降ろされたという
◆カルピスが7日に発売
100年を迎えた。
九官鳥事件と違って梅橋
師匠がいささか気の毒な
のは、同種の商品を分かり
やすく紹介するのに
先の失言以上の説明はない
ことだろう。
子供時分、わが家はむろん、
友人、親戚宅・・・どこに
行っても夏には氷の音と
ともにそれが出てきたのを
思い出す
◆ほぼ中身を変えないでの
100年は商品として異例
だろう。読売歌壇に以前
こんな作品が載ったことが
ある。
<カルピスの原液よりも
 甘い恋そんな想いも
 いつかは薄まる>。
みなさんの思い出は?
(編集手帳 讀賣新聞7/9)

「三越」を覚えた気の毒な
九官鳥だが、三越へ高く
売りつけることも、
そのまま伊勢丹に置くことも
できたのではないか。

三越へ行けば、客を呼び
込む効果が期待できるし、
伊勢丹に残せば、
伊勢丹の遊び心が評判を
呼んで客足が増えるかも
しれない。

落語家にはちゃらちゃらした
面がある。
妹が若い落語家から色紙を
もらってきた。
それには、こう書いてある。

<遊んでいるような小鳥さえ
 生きるためには苦労する>。

落語家たちの言い訳のような
気がする。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする