2019年07月01日

人間は群れで生きる動物、年をとっても変われない

'19年7月1日(月)

実家のそばに食料品などを
扱う小さな店がオープン
した。母から聞いて驚くと
とともに、ひと安心した。

実家は、地方の町のJRの
駅前にあるが、周辺の
スーパーや商店の多くが
シャッターを下ろして
久しい。
離れた新興住宅地に
町の中心が移り、ずいぶん
前から買い物に困っていた。

それにしても、活気が
失われた駅前になぜ新たに
店が、と思って調べると、
買い物弱者対策として
町から委託を受け、地元の
生協が開いたという。
全国共通の問題への認識を
新たにし、80歳間近で
一人暮らしの母親を持つ身
として、対策をありがたく
感じた。

ただ、心配事が片付いた
わけではない。
母はこれまで、町の中心の
ショッピングセンターに
わざわざ買い物に出かけて
いたが、体を動かすことに
なり、知人と会うことも
多かった。
近くで済むようになると、
運動や人との交流が減り、
生活の質が落ちるのでは。
昨年亡くなった父が、
高齢で運転をやめてから
外出が減り、急激に体力が
落ちたことが思い出される。

東京都健康長寿医療
センター研究所の調査では、
高齢者は、外出の頻度や、
友人や隣人などとの交流の
機会が少ないと、家事の
能力など生活機能が低下
しやすくなるという。
特に女性の場合は、外出を
心がけることが重要で、
研究部長の藤原佳典さんは
「女性は比較的、交流が
 上手だが、電話やメール
 だけではだめ。
 実際に会うために外出
 するなど、しっかりと
 体を動かすことが
 生活機能の維持には
 欠かせない」と助言する。

ちなみに男性の場合は、
外出はするが、一人での
外出が多い。
「友人らとの交流によって
 コミュニケーションの
 機会を保つことが
 健康の維持につながる」
と藤原さん。

アドバイスを母に伝えつつ、
自らを省みる。
今でも、隣人や友人との
つき合いが少ないという
のに、高齢になって
果たしてうまく交流できる
だろうか。
現在の自分は目の前に
スーパーがあり、老後も
便利だと思っていた。
決して安心はできない。
(西内高志)
(避けたい「交流難民」化
 日曜の朝に 
 讀賣新聞6/30 17(くらし)面)


行政サービスの不足分は
自分で工夫しなければ
ならない。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする