2019年06月08日

不公平にならないように課税する課税当局の生真面目

'19年6月8日(土)

米や麦の穂先には針状の
突起がある。
昔の人はこれを「ノギ」と
呼んだ。禾=ノギヘンの
ノギである。二十四節気の
芒種(ぼうしゅ)
かかわり深い
◆芒もノギと読む。
つまりノギのある穀物の
種をまくのが芒種の気――
何の因果かその節気の
訪れを告げた
きのう(6日)の朝刊
(東京版)に、ノギが
二つも並ぶ「租税」関係の
記事が載った。
カレーチェーン最大手
「CoCo壱番屋」創業者、
宗次徳二氏(70)が役員を
努める会社が約20億円の
申告漏れを指摘されたと
いう
◆宗次さんは児童養護
施設に預けられた身から
苦労して育ったうえ、
篤志家としても知られる
◆「クラシックは人を
 優しくする」。
そう言って早く経営から
身を引き音楽家を支援する
会社を設立した。
その会社で音楽家に
貸し出すバイオリンの名器
ストラディバリウスを
購入し、経費計上した
ところ、国税当局から
誤りを指摘された。
希少な楽器は年数を経ても
価値が下がらないため
経費扱いはできないと
◆宗次さんが手掛けるのは
いわば、優しい人が
たくさん育つよう種をまく
事業だろう。傷つくのは
惜しい。ノギに頬をなでら
れたように、ちょっと
チクッとした。
(編集手帳 讀賣新聞6/7)

高額備品を購入したときは、
固定資産に計上し、
減価償却によって費用化し
なければならない。
ストラディバリウスは
年数が経っても価値が
下がらないとすれば、
土地と同じで費用にはでき
ない。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする