2019年05月31日

拝金主義者でなくとも、お金は大切にしないと罰が当たる

'19年5月31日(金)

〇岩倉具視の復讐
紙幣が新しくなる。
同時に、五百円硬貨の
リニューアルも発表された。

小学校3年生の時のことだ。
母親が兄と私にお使いを
頼んだ。
渡されたお金は、当時の
岩倉具視の五百円紙幣。

近所の八百屋への道すがら、
例によってぼくらは
兄弟げんかをした。
あげく、私は母から
手渡された五百円紙幣を
遠くへほうり投げた。
そのままお使い業務放棄。
ひとり近くの公園でぶらぶら
していた。

はずみで、おおきめの石に
足をとられた。
少し触っただけなのに、
くるぶしあたりから
みるみる血があふれた。
痛みはなかった。なのに、
5針も縫うけがになった。
傷口をなめながら、
子供心に思った。
岩倉具視さんが怒った、
ばちあたった。

その後、銀行員になった
私は、昭和57年10月、
出納係として、新五百円
硬貨をお出迎えした。
まさに、その日、岩倉具視
五百円札最後の日、
五百円ぽっきりの違算金を
だした。どうしても、
精査が五百円あわないのだ。
銀行業務における
出納違算金は重大なミスで
ある。上司の怒る声を
聞きながら、20年前の
あの日を思い出していた。
なんや、岩倉さん、まだ
私を許してへんのか、
それとも、硬貨に
とってかわられるのが
嫌なんか。

その後、いくたびかの
新札発行や記念硬貨の
発行を経験して、私は
3月に定年退職を迎えた。
今回の新しい紙幣、新しい
硬貨を還暦の新たな
気持ちでお迎えしたいと
思っている。そして、
お役御免となる肖像画の
方々、気持ちよく後任に
役目をお譲りいただきたい
と思う次第である。
(千葉県習志野市
 若山正文さん(60)
 嘱託銀行員)
(朝晴れエッセー 五百円紙幣
 産経新聞5/30 1面)

 
お金は、その価値で
物やサービスが受け取れる
権利である。

自分のものだからと、
紙幣を変に細かく折り畳ん
だり、メモを書いたりする
のはよくない。

五円玉を金のなる木に
飾って、流通を止めたり、
その五円玉が汚れたからと
いって砥石で磨いたりする
のも変造硬貨になるので
よくないだろう。

お金は流通の過程で
自分のところに一時的に
あるだけである。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする