2019年05月12日

煙草は健康被害を代償に売上が国家の事業に使われる

'19年5月12日(日)

作家の井上ひさしさんは
仙台市で過ごした高校時代、
映画館に足しげく通った。
青春小説『青葉繁れる』
(文春文庫)のあとがきに、
忘れがたい景観を
書き留めている
◆「昭和二十年代中期の
 映画館には、こんな
 惹句のポスターが貼って
 あった。
 <みんなで吸おう
  明るい煙草>」。
小さな活字でさらにこう
あった。
国の予算の2割が煙草と
塩の益金で賄われ、
教育費、公共事業費、生活
保護費・・・を支えていると
◆長く孤児院に身を寄せた
井上さんが反応したのは
教育費だった。
映画館で、大人になったら
喫煙すると決心したという
◆長崎大が先月、喫煙者を
教職員に採用しない方針を
明らかにした。
この報に接したとき、
国の教育予算が関係する
こともあり、井上さんの
愛煙家ぶりを思い出した。
1日40本を欠かさず
紫煙のなかで執筆に追わ
れた作家は2010年、
肺がんで亡くなった。
病気が分かってから、
「やっぱり煙草と
 因果関係があったんだね」
とこぼしたと伝えられる
◆長崎大の採用方針には
賛否の声があるという。
社会時評でも鳴らした
井上さんならどちらに
味方するか・・・
考えるまでもないこと
だろう。
(編集手帳 讀賣新聞5/11)

本人が定年までをまっとう
できるかどうかという
問題だけではない。
吸わない人への
受動喫煙の危険もある。
肺がんになるとは
決まっていないが、
可能性は減らした方がいい。

がんは副作用の苦しみを
考えると治療は荒療治で
ある。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする