2019年05月11日

乗るなら飲むな、というのどかな時代は終わったのに

'19年5月11日(土)

高度成長期のころ、
クルマはしきりに
「走る凶器」と呼ばれた。
1959年に年間1万人を
超えた交通事故死者は
ピークの70年に
1万6765人に達し、
この言葉には実感が
こもっていたのだ。
世を挙げての「交通戦争」
克服キャンペーンが
繰り広げられた時代である
▼警察や行政、
自動車メーカーなどの
苦労が功を奏し、いま、
犠牲者はずいぶん減った。
昨年は3532人というから、
じつに
往時の5分の1だ……など
と書くと悲劇が
縁遠くなったような錯覚を
覚えるが、ものごとは数字
だけでは語れない。
このところ相次ぐ痛ましい
事故の知らせに、
胸のふさがる思いの人が
多いはずだ
▼交差点を右折する
車両Aと直進してきた
車両Bが接触、BはAを
よけるために歩道に
乗り上げた――。
大津市で保育園児らが
死傷した惨事は
「右直事故」の典型だ。
クルマの登場以来、無数に
繰り返されてきた
パターンだが絶えることは
なく、不幸が重なれば
今回のような事態となる。
交通戦争の昔と何が違うと
いえよう
▼ドライバーの基本動作。
ガードレールのない歩道。
自動ブレーキの必要性。
事故はあまたの課題を
浮かび上がらせる。
この文明の利器が、
ときには凶器に変わる
ことを戒めた言葉も思い
起こしたいものだ。
そしてできる対策から、
すぐに手がけなければ
ならない。わずか2歳で
逝った子らに報いる、
大人たちの務めである。
(春秋 日本経済新聞5/10nikkei.com)

春の全国交通安全運動は
今日から20日の10日間。

わが家は16日(木)が
町内から割り当てられた
当番で、旗を持って立ち、
通学路の決められた
丁字路の街頭指導に当たる。

何十年も前になるが、
叔父と従兄が交通事故で
入院した。
怪我による体力の消耗が
原因だと思う。
がんを発症し、苦しんで
亡くなった。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする