2019年03月24日

イチローのあり余る才能にもてあそばれた野球人生

'19年3月24日(日)

何年か前、野球の中継を
テレビで見ながら、ふと
思った。そもそも野球の
ライナー(liner)って、
なんのことだろうと
◆辞書を引くと
「野球で地面に
 ふれないで
 直線的に飛ぶ打球」
という意のほか、
身近な言葉も載っていた。
上着の内側に張り付く
「裏地」である。
引退を発表する
マリナーズのイチロー
選手の記者会見に、
二つの語義を浮かべた
◆そこに見えたものは
美しい線を描く打球以上に、
選手生活のかくれた場所に
ある裏地だろう。
野球を楽しんだのは
1994年、日本プロ野球初の
200安打を達成した頃まで
だったという
◆「評価されるのは
 苦しい。はかりは
 あくまでも自分の中に
 ある。はかりを使って
 自分の限界をちょっと
 超えていく。
 その積み重ねでしか
 自分を超えていけない」。
数々の偉業を達成しながら
何も誇らしいげに
口にしないイチロー節に、
鼓舞された方は多いかも
しれない。
努力なら自分にもできる。
はかりを持とう・・・
◆裏地といえば
英語に次のことわざが
ある。
<どの雲にも銀の裏地が
 付いている>。
暗雲に見えても、
反対側は太陽で輝いている。
雲を貫き、光の中で
舞った人だろう。
(編集手帳 讀賣新聞3/23)

イチローはある試合で
敵方の監督をぼやかせた。
「トータルパッケージに
 やられた」と。

安打を放ち、盗塁をし、
守っては、レーザー
ビームで2塁走者の進塁を
3塁寸前で刺した。

トータルパッケージとは
全てを兼ね備えた人という
意味で、万能ぶりに呆れた
ということだろうか。

天才が苦しんだことで
数々の偉大な記録が生まれた
ように思う。
努力の連続であったことで
感動はノーベル賞受賞にも
匹敵する。

ところで
どの雲にも・・・の英文は 
Every cloud has a silver lining.
である。
また、辞書には
浦地はlinerでも、liningでも
載っている。

posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする