2019年03月04日

スマホの学習アプリで習思想を国民に押しつける中国

'19年3月4日(月)

中国で、習近平国家主席の
思想を学ぶ
スマートフォンのアプリが
急速に普及している。
習氏の言葉を読めば
ポイントが加算される
仕組みで、獲得ポイント数
のノルマを課す公的機関も
ある。半強制的な
思想学習のやり方に不満や
戸惑いの声が上がり始めた。

「学習強国」というこの
アプリは、中国共産党中央
宣伝部が制作を監修し、
今年1月1日からPC版を
含めて無料配信が始まった。
「学習」には
「習氏(の思想)を学ぶ」の
意味が込められ、習氏の
動静や発言を収めた文章や
動画のほか、演説の一部を
穴埋め式で答えるクイズも
ある。閲覧するごとに
ポイントがたまり、景品にも
交換できる。

2月には中国のアップル
ストアでダウンロード数
1位を記録した。
国有企業や大学、地域の党
組織などがこぞってダウン
ロードしていることが
理由のようだ。

中国北部の地方政府に勤める
30歳代の女性は、
「毎日30㌽」をためるよう
職場で定められていると
明かす。
「閲覧回数が足りないと
 監督役に叱責される。
 仕事中に動画を
 つけっぱなしにして、
 ポイントを稼いでいる」
とこぼした。
北京の大学教授は、
少年時代だった1970年代
前半に
「(個人崇拝が行われた)
 毛沢東の著作を学校で
 丸写しさせられたのを
 思い出す」と、
統制の行き過ぎを懸念した。
【北京=中川孝之】
(讀賣新聞3/3 7(国際)面)

ラベル:学習
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする