2018年10月25日

全日本実業団対抗女子駅伝で教えられた根性の意義

'18年10月25日(木)
[根性] ブログ村キーワード

江戸の昔、武家で下働きを
した者を「折助(おりすけ)
ともいった。
これに付随し、たぶん
試験には絶対に出ないで
あろう四字熟語がある。
【折助根性】
◆辞書には
「骨惜しみをし、
 人の目を盗んで
 怠けようとする根性」
とあった。
まるで身に覚えがない
ではない小欄は一読するなり
少しどきっとしてしまうが、
同じ根性の話題でも
折助とは対極にあるかの
ような記事がきのう(23日)の
夕刊(東京版)にあった
◆骨惜しみどころか、
足の骨を折っていたという。
全日本実業団対抗女子駅伝
予選会で、岩谷産業2区・
飯田怜選手(19)は
ラストの300bをはって進み、
仲間にたすきをつないだ
◆転倒してすぐ審判員が
声をかけると、
「このまま行きます」。
電話連絡を受けた監督は
棄権を申し出たが、
なぜか現場に伝わらず、
そのまま道路を進むさまと
涙しながら待つ
3区の選手がテレビに映った。
大会運営に批判が出るのは
当然としても、胸に迫るものを
抑えるのはむずかしい光景
だろう
◆言葉には往々、二義ある
ことはきのう(23日)も
書いた。
【根性】
@何とも変わらない
 生来の性質
A物事をやり通す
 たくましい精神――
選べるなら後ろがよい。
(編集手帳 讀賣新聞10/24)

ロサンゼルス五輪女子マラソン
でのスイス代表アンデルセン
選手のゴールと重なった。

参考
1984年のロサンゼルス
オリンピックでは
女子マラソンが競技種目に
新たに加わり、アメリカの
ジョーン・ベノイトが、
2時間24分52秒の記録で
金メダルを獲得。
ベノイトのゴールから
約20分後、競技場の観客が
目にしたものは、
ふらつきながらゴールに
向かい歩み続けている
ガブリエラ・アンデルセンの
姿だった。
その様子から熱中症に
かかっていることは誰の目にも
明らかだったが、
トラックサイドの係員に対し
アンデルセンはゴールする
意思表示をしていた。
一方で、トラックサイドの
医師はアンデルセンがまだ
汗をかいていたことから、
体の恒常性が保たれていると
判断し、ゴールラインを
割るまで続けさせた。
アンデルセンの右足は
ほとんど動いておらず、右手は
ぶらつき夢遊病者のような中、
競技場の大観衆の声援の
後押しによって、競技場に
入ってから5分44秒後、
2時間48分42秒の37位で
完走を果たした。
ゴールすると同時に、
係員に抱え込まれ医務室に
運ばれたが、大事には
至らなかった。
(Wikipedia)

言葉の二義
実際に起こる激甚災害を誰も具体的に予測できない
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2018年10月24日

実際に起こる激甚災害を誰も具体的に予測できない

'18年10月24日(水)
[気象用語] ブログ村キーワード

およそスポーツ界で使われる
スローガンには見えない。
<一語一義>。
1993年のJリーグ開幕に
あたり、協会で強化策を
担った加藤久さんが掲げた
◆用語の統一から始めた
という。
ゴール前に右や左から
ボールをけり込むセンタリングは
「クロス」に、体を寄せることは
「アプローチ」、当たれという
指示は「チャレンジ」に――
一つの語に一つの意。
それを徹底して選手の目的意識を
はっきりさせ、チームプレーの
向上をはかったそうだ
◆思えば、防災の営みにも通じる
ものがある。
一語に二義あってはいけない
のが気象用語だろう
◆この5年の間に、
離島の鹿児島県トカラ列島では
計10回、
「50年に1度の記録的な大雨」
情報が出されている。
迅速な避難につながる一方、
さすがに戸惑いの声が
住民からあがるという。
表現が実際とあまりに異なる
ことで、そのうち
「いつもの情報」といった
誤った二義がうまれておかしく
ない
◆「50年に1度の大雨」情報は
近年、本土でも珍しくはない。
開始された当初は気象庁、
自治体、住民でつくる
チームの連携を引き締める
一語ではあったものの、
今はどうだろう?
(編集手帳 讀賣新聞10/23)
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2018年10月23日

日本に行けば、おばさんのジャパン・ドリームか叶う

'18年10月23日(火)
[韓国経済] ブログ村キーワード

ビル清掃の仕事をしている
60代とおぼしき顔見知りの
おばさんから、
「日本は景気がよくて
 働き口が多いんでしょ?」
と聞かれた。

「人手不足のようです」
と答えたが最後、
顔を見るたびに同じことを
繰り返し尋ねてくるように
なった。

聞くところでは、
1990年代末の金融危機で
韓国経済が大打撃を受けた際、
商売に失敗し、日本に渡って
大阪のプラスチック工場で
働いていたそうだ。
日本に8カ月滞在したが、
在留期間が切れて強制送還
されたという。早い話が
不法就労と不法滞在である。
おばさんはそれでも
「捕まったとき、
 ご飯までいただいた」と
悪びれることもない。
むしろ懐かしそうに
“思い出話”をする。

韓国は今、経済危機への
秒読み論まで聞かれ、
雇用状況は芳しくない。
日本の好況話を
聞きたがるのは、そんな
世相もありそうだ。

初対面のころ無愛想
だったおばさんだが、
今ではすっかりおなじみに。
ただ、嫌な予感もあり、
「もうそんなことしたら
 ダメだよ。外国で働くなら、
 就労ビザを取っていかな
 ければ」とたしなめてみた。
だが、話すたびにおばさんは
希望に満ちあふれた笑顔で、
日本の雇用状況を聞いてくる。

こちらとしては、
韓国の世相を知るにとどめて
おきたいところなのだが。
(名村隆寛)
(外信コラム ソウルからヨボセヨ
 (もしもし)
 sankei.com10/17 07:58)
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2018年10月22日

恥を忘れると信用を置き去りにして不正を働く

'18年10月22日(月)
[納期] ブログ村キーワード

東京の桜田門から虎ノ門へと
走る道は桜田通りと呼ばれる。
戦前、通りの南側には
<明治の匂いのする
 古風な赤煉瓦の建物が
 二つ建っていた>と、
阿川弘之さんの小説
『春の城』にある。
その一つが海軍省だった
▼阿川さんいわく海軍は
ムダ、ムラ、ムリを嫌い、
言葉尻を取った
「ダラリ追放」の標語も
掲げたという。
「ジリ貧を避けようとして
 ドカ貧にならぬよう
 ご注意願いたい」。
日米開戦前夜、海軍相の
米内光政が主戦論を懸念
した言葉は、同じ文脈から
出たものだろう
▼社会を揺らす騒動を
重ねてしまう。
コスト削減という時代の
求めが、人員削減を招く。
人手不足に陥った
モノづくりの現場が、
納期順守という市場の
ノルマにあえぐ。
じり貧を免れるため、
不良品を良品と装う
データ改竄(かいざん)
手を染めたとすれば悲しい
筋書きである
▼油圧機器大手のKYBなど
による免震・制振装置の
不正は、1千件を超す建物の
信用を土台から揺らしている。
建築基準法で「不適合」と
なるはずの免震装置は、
海軍省のあった辺りに建つ
中央合同庁舎第1号館・
本館にも使われていた。
妙な因果というほかない
▼不良品のムダ、品質のムラ、
現場のムリ。
海軍の嫌った悪とは違う形の
「悪」が、立て続けに露見
する製造業の不正に通底して
いる。
日本社会をむしばむ病といえ
ないか。となれば、
禁を犯した企業にだけ責めを
負わせても根治はしまい。
対処に困る重い病である。
▼吉野弘さんは詩の一節に
こう詠んだ。
<「裏」の中に「表」があります
 /裏を見れば表もわかるのが
 世の常>と。
手に取る品物、安住のよすがと
する建物に寒いものを覚える
だけではない。
世界に向けて日本が売ってきた
「信用」という品の、値札の
正味さえ疑われるのがつらい。
(産経抄 sankei.com10/21 05:00)
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2018年10月21日

中国の経済成長率6.5%は信用に足るのか

'18年10月21日(日)
[中国] ブログ村キーワード

中国の2018年7〜9月期の
国内総生産(GDP)の
速報値は、物価変動を除いた
実績で前年同期比6.5%増
だった。
2四半期連続で減速し、
リーマン・ショック直後の
09年1〜3月期(6.4%増)
以来、9年半ぶりの低水準と
なった。
米国との貿易摩擦の影響で、
消費にブレーキが
かかり始めている。

■不動産に異変
「きょう契約を決めれば、
 優待が受けられます」

10月14日の日曜日、
中国東南部・福建省アモイ
郊外の別荘向けマンション
モデルルームでは、
営業担当の男性が必死で
見学客を勧誘していた。
約500万元
(約8000万円)だった
物件を約400万元
(約6400万円)まで
値引きしたが、
売れ行きは思わしくない。

中国では、9〜10月は
マンション販売の
書き入れ時で、
「金九銀十」と呼ばれるが、
今年は異変が起きている。
調査機関「中国指数研究院」
によると、全国主要都市の
9月のマンション成約件数は、
前年同月より7.3%減った。
ある中国メディアは、
上海の不動産業者が販売促進
のため、成約者に独高級車
BMWをプレゼントする
キャンペーンを始めたと伝えた。
販売不振をはね返そうと
業者は必至だ。

世界一の規模を誇る自動車
市場も、雲行きがあやしく
なっている。
米国との貿易摩擦の激化と
歩調を合わせるように
下落を続ける上海株は現在、
約4年ぶりの安値水準で
推移する。
株安は富裕層の資産を
目減りさせ、不動産や
自動車販売に影響している
ようだ。

映画、携帯も不振
売れないのはマンションや
自動車などの高額商品だけ
ではない。

「中国電影報」によれば、
10月1日からの国慶節
(建国記念日)の連休中、
全国の映画興行収入は
前年同期比27.6%減の
19億元(約304億円)に
とどまった。
庶民は、まず削りやすい
娯楽から節約しているようだ。

9月の携帯電話出荷台数も,
前年同期比11.7%減。
17か月連続の前年割れと
地盤沈下が続く。
こちらも節約志向が強まり、
携帯電話ショップの販売員
ですら、
「前は1年ごとに
 買い替えていたが、
 今は壊れるまで使う」と話す。
インスタントラーメンや
ザーサイなど、安価な食品の
消費が伸びているとの
データもある。

国家統計局が19日発表した
GDP速報では、
個人消費の動向を示す
1〜9月の
「社会消費品小売総額」は
9.3%増と、1〜6月(9.4%増)
から微減した。
だが、統計の数字以上に
消費の現場は冷え込んで
いるようにみえる。

火消しに躍起
「経済成長、雇用、
 物価など主要指標から見て、
 中国経済は合理的な範囲で
 動いている」

今回のGDPを受け、
習近平国家主席の
経済ブレーンとされる
劉鶴(リウフォー)副首相は
19日、談話を発表した。
消費者や投資家の動揺を
防ぐ「火消し」が狙いと
みられる。

中国共産党は今月中にも、
重要会議
「第19期中央委員会
 第4回総会(4中総会)」を
開き、19年以降も視野に
入れた経済政策を議論する。

市場では、中国の19年の
成長率は6%台前半まで
下がるとの予測もある。
会議では、より積極的な
財政政策を打ち出すなど、
景気の下支え策が検討される
見通しだ。
【北京=鎌田秀男】
(讀賣新聞10/20 11(経済)面)



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