2018年10月30日

北朝鮮の核開発技術は日本から持ち出された

'18年10月30日(火)
[天然ウラン] ブログ村キーワード

在日本朝鮮人総連合会
(朝鮮総連)系の
貿易会社が、北朝鮮側と
合弁会社を立ち上げ、
レアアース(希土類)の
抽出などの開発技術を
長期間、北朝鮮に
持ち出していた疑いが
あることが分かった。
レアアースの採掘、処理の
過程では天然ウランなど
放射性物質の抽出も可能で、
実質的に核開発の基本技術が
日本から持ち出されていた
形だ。

国連安全保障理事会は
昨年9月、北朝鮮企業や
政府機関などとの
「合弁」を禁止する決議を
採択。
事業の開始時期と無関係に、
未承認で稼働しているものは
全て対象となり、
制裁破りに当たる可能性が
ある。

政府関係者によると、
貿易会社は
「国際トレーディング」
(東京都文京区)。
登記簿上は昭和62年に
会社成立し、平成19年に
解散しているが、
活動が完全に終了したか
どうかは確認されていない。

北朝鮮側の資料では、
同社は、北朝鮮の
「龍岳(リョンアク)
 貿易総会社」と共同で
2000万jを出資し
「朝鮮国際化学合営会社」
(咸興(ハムフン)市)を
開いた。

朝鮮国際化学は28年の
安保理決議で、軍需産業用の
物資や資金を調達、武器を
売却し拡散していた
「朝鮮連峰(リョンボン)
 総会社」の子会社と認定。
さらに国連は朝鮮国際化学を
大量破壊兵器開発への関与の
疑いで資産を凍結し、監視
している。

これまでの
安保理北朝鮮制裁委員会や
日本政府の調査で、
国際トレーディングが
制裁対象企業の朝鮮国際化学に
出資した疑いが浮上。
日本の金融当局がさらに
調査を進めたところ、
北朝鮮企業関連の取引口座の
存在が判明したという。

企業が実質的に継続していた
としても、合弁という
制裁破りをした法人や
その関係個人に制裁を科す
ための法的根拠がなく、
過去にさかのぼった責任の
追及や実態解明は困難
という。(後略)
(産経新聞10/29 1面)
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2018年10月29日

語彙が少ないと折角の言論の自由も持ち腐れになる

'18年10月29日(月)
[単語] ブログ村キーワード

国語学者の大野晋さんが
約20年前に出した
『日本語練習帳』にこう
あった。新聞や雑誌に
使われる単語の数は年間
およそ3万語とされる。
その5、6割は1度しか
使われない。
「つまり、半分の単語は…
 一年に二度とお目にかかる
 ことがない」と
▼大野さんは続ける。
「使用度数1、あるいは
 一生で一度も使わない
 かもしれない。
 だからいらないのでは
 なくて、
 その一回のための単語を
 蓄えていること」。
手間を惜しまず
豊かな語彙を身につけよ、と。
物書きの端くれとして、
自省とともに思い出す言葉
である
▼読書週間が始まった。
毎日新聞の読書世論調査に
よると、
書籍の「不読率」は52%で
「読書率」45%を上回った
という。
読み書きの能力に不足を
感じると答えた人は8割を
超えた。言葉の世界へと
いざなう本を閉じれば、
言語の営みが先細りする
のはやむを得まい
▼表紙をひとつめくる
だけで言葉との出会いが
あるのに、現代人は
スマートフォンの上で
指を滑らせるのに忙しい。
膨大な量の情報に追われ、
多くの時間を奪われている。
その代償として、
本や新聞、雑誌のページを
繰る手が疎かになっている
なら、あまりに惜しい
▼「自分の心のなかに
  失いたくない言葉の
  蓄え場所をつくり
  だすのが、読書です」
と詩人の長田弘さんは書いた。
とりわけコラムは、
人の言葉に多くを負っている。
小欄にとって読書とは、
いつ来るか分からぬ
「その一回」に備えて
言葉を探し、蓄える作業
でもある。
▼人の持ち時間には限りが
あり、厚い辞書の中に
埋もれた言葉たちとの出会いも
おのずと限られる。
長田さんは
「人は言葉でできている」
とも書いた。このひと言に
背中を押された人は手近な
朝刊を開いてくれてもいい。
新聞も言葉でできている。
(産経抄 sankei.com10/28 05:00)
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2018年10月28日

いじめは道徳の物差しで増加は由々しき事態である

'18年10月28日(日)
[いじめ] ブログ村キーワード

「いったい僕は、なぜ
 こうみんなにいやがられる
 のだろう」。
宮沢賢治は『よだかの星』で、
見栄えが良くないと鳥仲間に
ばかにされ、いじめられる
ヨダカに、こんな悲しい独白を
させている。
「僕は今まで、なんにも
 悪いことをしたことがない」。
幾度読んでも胸が締め付け
られる
▼文部科学省は25日、
全国の小中高校などで
平成29年度に認知された
いじめが、過去最多の
41万4378件だったという
調査結果を発表した。
賢治の作品ではないが、
いじめは動物の世界でも
ありふれた現象で根絶は
難しいとしても、もう少し
何とかできないものか
▼農学校教師でもあった
賢治の物語には、実は
いじめが度々登場する。
『銀河鉄道の夜』の
主人公は貧しく、いつも
同級生にからかわれている。
「ジョバンニは、ばっと
 胸がつめたくなり、
 そこらじゅうきいんと
 鳴るように思いました」
▼『猫の事務所』では、
書記仲間に無視された
主人公がしくしく泣き始め、
それを見た獅子が事務所の
解散を命じる。
「お前たちは何をしているか。
 そんなことで地理も歴史も
 要ったはなしでない」。
いじめが見過ごされるような
学校もまた、不必要である
▼地方支局勤務の新人記者
だった四半世紀以上前、
他紙の支局で特定記者への
いじめが始まった。
別の記者になぜ彼を
いじめるのかと聞き、
こんな返答に唖然とした。
「1人をいじめ対象にすれば、
 その相手以外が結束できる」。
大人がこれでは、
子供ばかりを叱っていられ
ない
▼他者をいじめる暇がある
なら、賢治を読み返して
考えを改めた方がいい。
ジョバンニいじめに加わら
なかったカムパネルラは言う。
「誰だって、ほんとうにいい
 ことをしたら、いちばん
 幸いなんだねぇ」。
けだし真理であろう。
(産経抄 sankei.com10/27 05:00)

中学生祖父母殺傷事件
埼玉県和光市のマンションで
80歳代の夫婦が刃物で
殺傷され、同じマンションに
住む孫の中学3年の男子生徒
(15)が殺人未遂容疑で
逮捕された事件で、
事件翌日に同県川越市で
男子生徒が捜査員に
発見された際、4本の
刃物を持っていたことが
20日、捜査関係者への
取材で分かった。

捜査関係者によると、
男子生徒は調べに対し
「恨んでいる友達を
 殺したかった。
 人殺しの家族にしないため、
 先に家族を殺そうと思った」
という趣旨の供述をしている
という。県警は男子生徒の
交友関係を調べ、動機の
解明を進めるとともに、
事件後の足取りなどを捜査
している。
(読売新聞10/20 22:31 livedoor.com)

これは我慢の限界を超えた
少年が選んだ加害者への
報復法である。

いじめは被害者を生む。
いじめを放置すれば、これを
許す道徳観念のままで、
社会へ巣立つ。
各種のハラスメントも
根絶できないだろう。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月27日

対中ODAは稼ぎの多い子に親が大金を出すようなもの

'18年10月27日(土)
[円借款] ブログ村キーワード

上海の浦東国際空港は、
1999年10月に開港した。
日本の円借款から、
400億円が拠出されて
いる。
翌年に空港を訪れた
フリージャーナリストの
青木直人さんは、
中国人数十人に円借款に
ついて聞いてみた
▼空港の広報ウーマンを
含めて、
「我不知道(ウオプチタオ)
 (知らない)」の返事が
返ってくるばかりだ。
「日本人がそんなことを
 するわけがない」と
怒り出す人までいた
(『日本の中国援助・ODA』)
中国が日本の援助を
公表するどころか、
反日感情の醸成に余念が
なかった時期である
▼日本の対中ODA
(政府開発援助)は79年、
当時の大平正芳首相の下で
始まった。
インフラ整備を中心に
低金利で貸し出す
円借款は10年前に終了、
累計で3兆円を超えている。
経済大国となった中国に
援助は不要、との声が
上がりながらも
無償資金協力などは
その後も続いてきた。
中国を訪問中の安倍晋三
首相は今日(26日)、
習近平国家主席、李克強
首相と会談するが、
これに先立ち、ようやく
ODAを終了する方針を
表明した
▼中国政府は今になって、
中国の経済発展に対する
日本の貢献を積極的に
報じるよう、
政府系メディアに指導した。
米国のトランプ政権との
対立が激化すると、
手のひらを返すように
友好ムードを盛り上げ
ようとしている。
もちろんそんな甘言に
のってはいけない。
首相は百も承知であろう
▼大平氏は、72年に実現
した日中国交正常化に
外相として立ち会った。
「今はお祭り騒ぎでいいが、
 30年たったら事情は
 変わるよ」。
昨日の読売新聞が、
政務秘書官に
当時つぶやいた言葉を
紹介していた
▼桁外れの軍備拡張に
よって、46年後の中国は、
日本の安全保障にとって
最大の脅威となった。
大平氏の憂慮をはるかに
超える、深刻な事態である。
(産経抄 sankei.com10/26 05:00)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月26日

ナマハゲも加藤清正も幼児のしつけに効果がある

'18年10月26日(金)
[無形文化遺産] ブログ村キーワード

ナマハゲ
文化庁は24日入った連絡に
よると、国連教育・科学・
文化機関(ユネスコ)の
評価機関は「男鹿のナマハゲ」
(秋田県)など年中行事10件
からなる
「来訪神 仮面・仮装の神々」を、
無形文化遺産に登録するよう
勧告した。

「来訪神」は大みそかや
正月などに仮面などで
異形の神に仮装した者が
集落に現れ、怠け者を
戒めたり、人々に幸福を
もたらしたりするもので、
東北地方から沖縄県まで
8県の年中行事10件で
構成される。
いずれも国の重要無形民俗
文化財に指定されている。
(讀賣新聞10/25 1面)

加藤清正
トラが希少動物ではなかった
時代の国際親善と理解して
いただきたい。
本紙は1959年(昭和34年)、
インドの人々を人食いトラから
救おうと、ハンターを含む
使節団を派遣した
◆猟場はインド中央部の
高原で、猛獣におびえる
集落の民に大変感謝された
と当時の記事にある。
勇敢な狩猟会の方々の参加が
なければ、成り立たなかった
事業だろう。その心意気を
察しようとすると、
一人の武将の名が浮かぶ
◆浮世絵が伝える虎に挑む
雄姿を、自身に重ねた人も
おられたに違いない。
加藤清正である。
豊臣秀吉の朝鮮出兵時の、
虎狩りの様子が当時の
朝鮮人の日記に残されて
いたという
◆<賊将清正が愛馬を
  殺されて激怒し、
  軍勢を出して虎を
  捕らえた>。
賊将とは攻められる側の
蔑称にほかならず
清正公のファンには残念
だろうが、その生々しさが
日記の真実性を高めて
いよう。
学芸員の朝日美砂子氏の
見方が興味深い。
「秀吉軍は劣勢で
 兵に厭戦気分が広がって
 いた。清正は薬用に
 トラの肉を欲しがる
 太閤のためとは言えず、
 愛馬の敵討ちと
 偽ったのでは」
◆人知れず、陰には苦労も
あった武勇伝かも知れない。
(編集手帳 讀賣新聞10/25)

関西には、耳塚とか
鼻塚とよばれる史跡が
ありますが、
それは豊臣秀吉が
朝鮮に出兵した際、

一人ずつ敵兵の首を
取ったら
持ち帰るのがたいへん
だったから、
耳や鼻を削ぎ落して
椎茸みたいに袋に詰め、
山のように送ってきた
という。

その数知れない人々、
鼻を削られ、
耳を切られた人たちの
痛みを供養するために
建てられた塚だ
そうですが、
当事者はもちろん、
そういう民族の記憶は
ずっと消えるわけが
ありません。

韓国で全羅道の方に
行ったときでしたが、
いまだに
「キヨマサオンダ」
という言葉があると
聞いて驚きました。
「キヨマサ」は
加藤清正、
「オンダ」は来るぞ、
ということです。
かつて韓国では子供に
「清正が来るぞ」
というとピタッと
泣きやんだという
伝説です。
(五木寛之 人間の覚悟
 新潮文庫)

posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする