2018年09月22日

総裁選に敗れたとはいえ、石破さんは野党ではない

'18年9月22日(土)
[角福戦争] ブログ村キーワード

昭和47年の自民党
総裁選は、
佐藤栄作首相の
後継の座をめぐって、
田中角栄氏と福田赳夫氏の
間で争われた。
いわゆる「角福戦争」が
始まり、多額の現金が
飛び交ったとされる
▼中間派の若手政治家が
地元の選挙区から羽田に
飛行機で帰ると、
待っていた田中氏から、
いきなり300万円を渡された。
すでに福田氏に票を入れると
約束していたので、
「受け取れない」と断った
▼田中氏は気にも留めなかった。
「いいんだいいんだ。
 次の機会にオレに入れて
 くれればいい。
 福田に入れてもいいから」。
読売新聞の政治記者を
長く務めた老川祥一さんの
『政治家の胸中』(藤原書店)に
あるエピソードである
▼自民党総裁選の
投開票が昨日(20日)行われ、
安倍晋三首相(63)が
連続3選を果たした。
残念ながら、
石破茂・元幹事長(61)との
間で実のある政策論争が
交わされたとは言い難い。
首相支持派の議員から、
石破氏を支持するなら
辞表を書けと言われた。
斎藤健農水相のこの発言が、
議論の迷走を招いた一つの
要因である
▼石破氏側が、首相側の
パワハラだと批判を強めれば、
安倍氏は角福戦争を
引き合いに出して、
「昔はもっと激しい言葉が
 あった」と反発する。
権力闘争の激しさは
今も昔も変わらない。
ただ、渦中の政治家の
度量がどんどん小さく
なっている。
それが気にかかる
▼「天の声には時には
  変な声もある」。
昭和53年の
総裁選の予備選で
まさかの敗戦を喫した
福田氏は、
有名な言葉を残した。
老川さんは、福田氏の
いさぎよさを示すもう一つの
名言を紹介している。
「総理でなくても仕事は
 できる」。
憲法改正の必要性、昨今の
国際情勢に対する危機感、
石破氏は安倍氏と、
いずれも共有している
はずだ。しっかり仕事を
してほしい。
(産経抄 産経ニュース9/21 05:00)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする