2018年08月25日

存在感を示し続けた名脇役、女優菅井きん逝く

'18年8月25日(土)
[菅井きん] ブログ村キーワード

結婚前の本名は
「須斎キミ子」といった。
初舞台を踏もうとしたとき、
劇団の主宰者が
芸名を考えてくれた。
きみは「菅井きん」だと
◆姓名のもじりとはいえ
ショックだった。
自伝に記している。
<花も恥じらうとは
 いわないまでも、
 二十一歳になったばかりの
 女優の卵です。ひどい>
(『わき役ふけ役いびり役』
 主婦と生活社)。
だが、先生がせっかく
つけてくださったのだから
と受け入れた。
素顔は謙虚でおとなしい
人であったらしい
◆『必殺仕事人』の
いじわるな
(しゅうとめ)役で
おなじみの女優、
菅井きんが92歳で
亡くなった。。
きのう(23日)流れた
訃報に、「ムコ殿!」と
つぶやいてみた方も
おいでかもしれない
◆名脇役の勲章だろう。
出演歴の多さに驚く。
コミカルな演技で
助演女優賞を受けた映画
『お葬式』をはじめ、
ジーパン刑事(松田優作)の
母親として
『太陽にほえろ!』にも
何回か出演している。
ジーパン刑事の殉職で
母は泣くことになるが、
私生活は幸せであった
様子が先の著書に
つづられている
◆夫との間に
娘をもうけ、やがて嫁ぎ、
孫に恵まれ・・・
<ムコ殿は気はやさしくて
 力持ち>と書いた部分も
ある。
(編集手帳 讀賣新聞8/24)

菅井きんさん死去(記事)

若い頃から老け役を
多く演じ、黒沢昭監督
「生きる」など
多数の映画、テレビドラマで
活躍。
「必殺」シリーズでは、
藤田まことさんが演じた
娘婿を「ムコ殿!」と
いびる姑役で人気を集めた。
同シリーズで共演した
三田村邦彦さんは
「年齢不詳でお洒落で
 ハイカラ。
 『実年齢より上の役しか
  こないのよ』と
 おっしゃっていたのが
 忘れられません」
としのんだ。

1984年の伊丹十三監督
「お葬式」などで、
日本アカデミー賞最優秀
助演女優賞を獲得。
共演した女優の
宮本信子さんは
「二人でお通夜のシーンで
 踊った
 『東京だョおっ母さん』は
 忘れられません。
 最後の喪主のごあいさつの
 シーンは最高でした」との
コメントを出した。

2010年のNHKの大河ドラマ
「龍馬伝」に出演した後、
大腿骨を骨折し、リハビリに
励んでいた。
(讀賣新聞8/24 
 34(社会)面抜粋)

posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする