2018年08月22日

大阪桐蔭、真紅の大優勝旗の白河越えを阻む

'18年8月22日(水)
[金足農] ブログ村キーワード

東北勢はなぜ甲子園で優勝
できないか? 
そんなテーマを検証しようと、
38年前、仙台市の出版社が
『深紅の大優勝旗が
 白河の関を越えるとき』
という本を出した。
東北の野球人、プロ野球、
政財界関係者ら約160人に
取材。多くが
「東北勢は5年で優勝できる」
と答えた
▼その中で1971年夏に
準優勝した福島・磐城の投手を
務めた田村隆寿さんの談話が
ある。桐蔭学園(神奈川)に
唯一の失投を痛打され、
0−1で惜敗した決勝を振り返り、
「1球で負けたのではない。
 その前の過程にそれなりの
 ことがあって狙い球を
 絞られた」と敗因を分析した
▼東北悲願の全国制覇に挑んだ
秋田・金足農の敗因は何だったか。
大阪桐蔭(北大阪)との決勝。
秋田大会から
1人で投げ抜いてきた大黒柱の
吉田輝星投手が力尽き、大敗を
喫した。吉田投手に連投の疲れ
さえなければと悔やまれる
▼それでも、数々の劇的な
ドラマを生んだ「雑草軍団」の
勇姿は全国のファンの心を
つかんだ。ユニホームを
泥だらけにし、最後まで
粘り強く戦う。まさに
東北らしいチームだった
▼深紅の大優勝旗の
「白河の関越え」はまたも
お預けになった。しかし
金足農の躍進は東北の
高校野球界に希望と勇気を
与えた。楽しみは来年以降に
取っておこう。チャンスは
きっと訪れる。
(河北春秋 河北新報8/22)
posted by (雑)学者 at 09:27| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夏の全国高校野球決勝戦に駒を進めた金足農

'18年8月22日(水)
[金足農] ブログ村キーワード

雪山で選手をおぶっての
ダッシュやクロスカントリー。
金足農(秋田市)の野球部が
冬に田沢湖の山で実施していた
「田沢湖合宿」はハードな
練習で有名だった。
無名の選手が地道な努力を
重ねてはい上がる。
「雑草のように強く」。
元監督の嶋崎久美(ひさみ)
さんはそんな思いでチームを
「雑草軍団」と呼んだ
▼旋風を巻き起こしたのは
1984年夏。初出場ながら
快進撃を続け、準決勝で桑田、
清原の「KKコンビ」を擁する
PL学園と対戦。
2−3で敗れたが、優勝候補の
強豪に食らい付いた姿を
覚えているファンも多いだろう
▼あれから34年。金足農が
「雑草野球」で甲子園を
沸かせている。
きのう(20日)準決勝で
日大三(西東京)に2−1で
競り勝った。秋田県勢の
決勝進出は実に103年前の
第1回以来という偉業だ
▼プロ注目の吉田輝星投手の
存在が大きいが、
特筆すべきは交代なしで
出場する9人が日替わりで
ヒーローになっていること。
バントを武器に少ない好機を
ものにし、勝ち進んできた
▼全国大会では珍しい
公立の農業高。選手たちが
地元出身の
「おらが町のチーム」だ。
東北の悲願である優勝旗の
「白河の関越え」まで
あと1勝に迫った。甲子園で
花が咲いた雑草のような
球児たち。体を反らせて
全力で校歌を歌う姿を
もう一度見せてほしい。
(河北春秋 河北新報8/21)

<全国高校野球選手権:
 大阪桐蔭13-2金足農
 ◇21日◇決勝

金足農(秋田)の中泉一豊監督
(45)は、エース吉田輝星投手
(3年)を降板させたことに
ついて
「やっぱり故障させるわけには
 いかない。本当はもっと早く
 代えられたら良かったんで
 しょうけど、
 吉田のチームなので」と言った。
5回終了時には、
佐々木大夢主将(3年)からも
吉田の交代を進言されたという。

吉田を右翼に回し、三塁手
だった打川和輝内野手(3年)が
登板。
計4人のポジションを
入れ替え、秋田大会から続く
「9人野球」は継続した。

大声援を受けて戦った中泉監督は
「ありがたいです。
 選手も自分たちがやってきた
 ことは間違いではなかった
 という思いになったのではと
 思います。練習の成果が出せた」
と成長を感じていた。
(nikkansports.com8/21 18:33)

大阪桐蔭は優勝を前提に
チーム作りをしている
伝統校である。

金足農の試合ぶりは
目の前の試合に集中する
戦い方であった。

金足農の投手吉田は
今大会881球を投げたという。
疲労で体が動かなく
なっていたらしい。
大阪桐蔭の選手たちも
それを知っていたのだろう。
試合後、歩み寄って
吉田を労っていた。

プロの投手は「中5日」で
投げるローテーションで
ある。

投手は一試合の登板で
指先の毛細血管が切れて
しまうらしい。
高校生の若さは翌日までに
それを修復するという。
甲子園の高校野球はそれで
成り立っている。

posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする