2018年08月22日

夏の全国高校野球決勝戦に駒を進めた金足農

'18年8月22日(水)
[金足農] ブログ村キーワード

雪山で選手をおぶっての
ダッシュやクロスカントリー。
金足農(秋田市)の野球部が
冬に田沢湖の山で実施していた
「田沢湖合宿」はハードな
練習で有名だった。
無名の選手が地道な努力を
重ねてはい上がる。
「雑草のように強く」。
元監督の嶋崎久美(ひさみ)
さんはそんな思いでチームを
「雑草軍団」と呼んだ
▼旋風を巻き起こしたのは
1984年夏。初出場ながら
快進撃を続け、準決勝で桑田、
清原の「KKコンビ」を擁する
PL学園と対戦。
2−3で敗れたが、優勝候補の
強豪に食らい付いた姿を
覚えているファンも多いだろう
▼あれから34年。金足農が
「雑草野球」で甲子園を
沸かせている。
きのう(20日)準決勝で
日大三(西東京)に2−1で
競り勝った。秋田県勢の
決勝進出は実に103年前の
第1回以来という偉業だ
▼プロ注目の吉田輝星投手の
存在が大きいが、
特筆すべきは交代なしで
出場する9人が日替わりで
ヒーローになっていること。
バントを武器に少ない好機を
ものにし、勝ち進んできた
▼全国大会では珍しい
公立の農業高。選手たちが
地元出身の
「おらが町のチーム」だ。
東北の悲願である優勝旗の
「白河の関越え」まで
あと1勝に迫った。甲子園で
花が咲いた雑草のような
球児たち。体を反らせて
全力で校歌を歌う姿を
もう一度見せてほしい。
(河北春秋 河北新報8/21)

<全国高校野球選手権:
 大阪桐蔭13-2金足農
 ◇21日◇決勝

金足農(秋田)の中泉一豊監督
(45)は、エース吉田輝星投手
(3年)を降板させたことに
ついて
「やっぱり故障させるわけには
 いかない。本当はもっと早く
 代えられたら良かったんで
 しょうけど、
 吉田のチームなので」と言った。
5回終了時には、
佐々木大夢主将(3年)からも
吉田の交代を進言されたという。

吉田を右翼に回し、三塁手
だった打川和輝内野手(3年)が
登板。
計4人のポジションを
入れ替え、秋田大会から続く
「9人野球」は継続した。

大声援を受けて戦った中泉監督は
「ありがたいです。
 選手も自分たちがやってきた
 ことは間違いではなかった
 という思いになったのではと
 思います。練習の成果が出せた」
と成長を感じていた。
(nikkansports.com8/21 18:33)

大阪桐蔭は優勝を前提に
チーム作りをしている
伝統校である。

金足農の試合ぶりは
目の前の試合に集中する
戦い方であった。

金足農の投手吉田は
今大会881球を投げたという。
疲労で体が動かなく
なっていたらしい。
大阪桐蔭の選手たちも
それを知っていたのだろう。
試合後、歩み寄って
吉田を労っていた。

プロの投手は「中5日」で
投げるローテーションで
ある。

投手は一試合の登板で
指先の毛細血管が切れて
しまうらしい。
高校生の若さは翌日までに
それを修復するという。
甲子園の高校野球はそれで
成り立っている。

posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月21日

経済は力ずくではなく微妙なバランスで回っている

'18年8月21日(火)
[貿易戦争] ブログ村キーワード

米中両国の
事務レベル貿易協議が
22日から米国で開かれる
予定だが、双方の主張は
依然として隔たりが大きく、
摩擦解消につながるかは
不透明だ。今春に始まった
米中貿易戦争は、すでに
中国経済にダメージを与え
始めた。
「中国に勝ち目はなく、
 はやく失敗を認めて、
 事態を収束すべきだ」との
厳しい見方も中国国内で
くすぶっている。

2期目の習近平政権が
発足した直後の3月23日、
中国商務省は米国による
鉄鋼・アルミ製品への
追加関税措置への報復
として、128品目の
米国製品に対し
追加関税を課すと発表。
問題がエスカレートした。

中国の官製メディアは
「われわれはいかなる
 戦争も恐れていない」と
強気な姿勢を崩していない。
ただ、対米輸出に
依存している中国経済が
米国と全面対決することは
「無謀な戦い」とみる
投資家も少なくなく、
中国の金融マーケットは
敏感に反応した。

株式市場では3300㌽前後
だった上海総合指数が
3月末から下落し、
8月中旬には2600㌽と
約20%も下げた。
人民元の為替相場も
対ドルで10%近く急落した。
中国は近年、経済成長率が
前年比6〜7%で推移して
いる。
為替相場が下落すれば
輸入コストが大幅アップする
など、成長率を押し下げる
要因になる。

「中華民族の偉大なる
 復興」とのスローガンを
掲げ、経済規模で米国を
追い越すことを夢みる
習政権にとって、打撃は
大きい。
広東省や上海周辺で、
米国からの発注激減に
ともない、生産停止に
追い込まれる工場も出て
いる。中国は報復措置
として、米国産大豆に
高い関税を課したが、
中国国内の家畜飼料は
米国産大豆に依存して
いるため、
飼料のコストが増大。
7月以降、北京など
都市部の豚肉の価格が
高騰し、市民生活にも
大きな影響が出始めている。

一方で、中国が追加関税を
課す米国製品は農業分野に
集中していることもあって、
貿易戦争が米国経済に与える
影響は今のところは限定的。
ニューヨーク株式市場の
ダウ工業株30種平均は
この間、むしろ5%前後上昇
している。

中国の著名な経済評論家、
賀江兵氏は香港メディアに
対し米中貿易戦争について
「勝ち目がない」と強調
した上で、
「いまの状態が今後2カ月
 以上も続くと、
 中国の経済は壊滅状態に
 突入する」と指摘し、
中国当局に対し早期解決を
訴えている。(矢板明夫)
(産経新聞8/20 3(総合)面)
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2018年08月20日

鈴木大地長官になって俄然忙しくなったスポーツ庁

'18年8月20日(月)
[居合道] ブログ村キーワード

江戸末期に笠亭仙果
(りゅうてい・せんか)
という人が編んだ
『武稽(ぶけい)百人一首』の
歌にある。
<兵法の奥義は人と争はず…>。
それが、わが身の安全を保つ
(すべ)だと説いている。
目角を立てずいさかいの煙も
立てるな、と。
確かに、無用な血を流さずに
済む最善の策だろう
▼剣術の一つである
「居合道」は、敵と
(やいば)を交えるでも
なく、自己の技をひたすら
高める点で兵法の極意に
近い武術かもしれない。
技量に応じた段位や称号を
得るための厳しい審査が
あるものの、角を立てずに
合格するための秘技もある。
技の名を「袖の下」と呼ぶ
▼全日本剣道連盟が行う
居合道の昇段審査などで、
長年にわたり受審者から
多額の金銭が審査員の側に
渡っていた実態を、
本紙の記事が明らかにした。
審査員からは
「誠意やないか」と
あけすけな要求もあった。
現金の授受に加え料亭での
接待も茶飯事だったという
▼段位は「技術的力量」が、
称号は
「識見などを備えた剣道人
 としての完成度」が
問われると連盟の規則にある。
売買できるモノにすぎないの
なら、剣道界に「道」を語る
資格はあるまい。
段位制度のある他の競技団体に
スポーツ庁が調査を求めた
のもやむを得ない
▼居合の技である
「抜打(ぬきうち)」を
「ぬけうち」と読めば
「警察の目をかすめて
 公禁の品を売る」との
意味になる
(『新修隠語大辞典』
 皓星社)。
公にできない「商売」の
横行を当てこすったはずも
ないが、武道の品位が
抜け落ちた悪(あ)しき
慣習をいみじくも言い当てて
いる
▼聞けば、審査をめぐる
「袖の下」は
昭和40年代からの旧弊という。
常人なら鼻白むものを、
中には後ろ暗さを色にも出さぬ
先生もいるらしい。
「居直り」という秘剣も、
鍛錬の成果には違いない。
技の語感に切れ味を欠くのが、
玉にきずではある。
(産経抄 産経ニュース8/19 05:00)

定年後、叔父は
居合の稽古に時間を
多く割いた。
畳が擦り切れるほど
稽古した。

白血病で亡くなったが、
体を激しくひねり、
背骨に負担の掛かる
動作は若くない人には
よくないのかもしれない。
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2018年08月19日

悪事をなそうとする者へ幾つもの幸運が重なった 

'18年8月19日(日)
[富田林署] ブログ村キーワード

根っから善良な人には
悔しいことだが、
世の中には悪事をなそう
とする人にも幸運という
ものがある。
泥棒にも「渡りに船」
「棚からぼたもち」
「闇夜のともしび」
「大海の木片」……
しめたッと思う瞬間は
ある
▲思いがけない幸運をいう
「もっけの幸い」のもっけ
とは「勿怪」または
「物怪」で、もののけの
ことという。
つまり妖怪か何かのしわざ
としか思えないような
運の良さをいうのだが、
それが悪運とあっては
善良な人たちはたまらない
▲大阪の富田林署に勾留
されていて逃走した容疑者に
すれば、まさに
「もっけ」が束になって
逃がしてくれたような
成り行きに驚いては
いないか。このもののけ、
その正体は警察の
信じられぬような手抜かり
と怠慢にほかならなかった
▲弁護士との接見後に逃走
した容疑者だが、接見終了を
伝える面会室の扉のブザー
1年以上前から電池を外されて
いた。面会室のアクリル板
容易に枠から外れ、
署の塀のそばには脚立
置かれていたという至れり
尽くせりである
逃走発覚まで1時間45分
かかったのに加え、
住民への情報提供が大幅に
遅れた
のもいただけない。
その後、周辺各地では
容疑者による事件と疑われる
ひったくりが相次いだ。
逃走が長引けば住民の不安は
他の地域にも広がるばかりだ
▲接見は容疑者の人権を守る
重要な制度だからこそ、
ルールにもとづく管理に
手抜かりがあってはならない。
容疑者の逃走をまねいた怠慢が、
接見の制限につながる別の
もののけに化けないように
願いたい。
(余録 毎日新聞8/18)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月18日

米中貿易戦争の長期化を覚悟する中国の反応

'18年8月18日(土)
[米中貿易戦争] ブログ村キーワード

【中国観察】
米国の追加関税に対して
中国もすぐさま報復措置を
打ち出すなど、
米中の貿易摩擦が深刻化して
いる。
中国の王毅国務委員兼外相が
米国に対する「反撃」が
必要な状況だと述べるなど、
中国側もトランプ米政権に
一歩も引かない姿勢を強調して
いる。
中国金融界の有識者からは
「持久戦に備えなければ
 ならない」や
「世界のバリューチェーンに
 破壊的な影響をもたらす」
といった分析が出ている。

民間シンクタンクの
野村総合研究所(NRI)は、
日中金融界の有識者らが
両国の金融市場に関する
政策課題について意見交換する
「日中金融円卓会合」を
6月上旬に都内で開いた。
NRIが中国のシンクタンク
「中国金融40人論壇」と
2012年から共同で開いている
研究会で、第8回となる
今回は
「世界経済回復の挑戦」が
テーマ。
米中貿易摩擦の先行きが
不透明な時期だったが、
グローバルな貿易摩擦の影響・
対応などについて議論された。
中国金融界の有識者が
「米中貿易戦争」をどう見て
いるのかという点に絞り、
8月上旬に公表された
議事概要から一部を紹介したい。

著名エコノミストの余永定・
中国社会科学院学術委員は、
米国が中国に厳しい姿勢で
臨む理由について
(1) 米国は対中貿易赤字が
  非常に大きいとし、
  トランプ大統領は
  毎年5千億jに上ると
  主張している
(2)米国は中国が世界貿易機関
  (WTO)のルールを順守して
  いないと考えている
(3)米国は中国が不当な手段で
  米国の技術を入手したと
  考えている−
との3点を挙げる。その上で
「これらに関して、
 中国の学者は異なる見方を
 持っている」と
トランプ政権の見方に異議を
唱える。

余氏は、その異議の理由の
ひとつとして
「貿易赤字は多角的な問題で、
 二国間だけで評価するのは
 適切ではない。
 中国は米国に対して
 貿易黒字だが、日本を含む
 アジア諸国に対しては
 貿易赤字になっている」と
指摘。その上で
「例えば、米国が中国に
 対米貿易黒字を減らすことを
 強要するなら、
 中国はその他の国に対する
 貿易赤字を減らすことに
 なり、国際分業体制と
 世界のバリューチェーン
 (付加価値連鎖)に
 破壊的な影響をもたらす」
と世界に与える悪影響を
強調した。

また、余氏は米側の対応に
ついて
「中国の買いたい物を
 米国は売りたくない。
 もし米国が輸出をさらに
 開放してハイテク製品の
 中国向け輸出禁止を緩和
 すれば、米国の中国に対する
 巨額の貿易赤字は大きく
 変わるはずであり、
 この点でも米国の貿易赤字に
 関する主張は不公正だ」
と訴えた。

今後の米国との交渉については
難しさも指摘した。

「米中貿易摩擦は、1〜2回の
 交渉といった短期間に解決
 できるものでないと認識
 すべきだ。日米の間にも
 依然として貿易摩擦が存在
 するように、米中間にも
 10年単位で貿易摩擦が存続
 する可能性がある。
 中国は『持久戦』に備えな
 ければならず、同時に、
 中国の改革開放のプロセスが
 米中貿易摩擦の影響を
 受けないようにし、逆に
 外部ショックを利用して
 そのプロセスを
 加速すべきだ」(余氏)

一方、中国金融40人論壇の
哈継銘・高級研究員は、
貿易戦争の火種となった
中国のハイテク産業育成策
「中国製造2025」が
「米国で過度の警戒を引き
 起こした」と分析。
その上で
「中国製造2025は実際には
 綱領的な文書で指導的
 スローガンの色彩が
 強かったが、非市場的な
 手段で米国と競争しよう
 としていると誤認された
 可能性が高い」との見方を
示した。

その上で
「トランプ政権が25%の
 追加関税を課す製品は、
 主として中国製造2025に
 関連した製品。しかし、
 中国の対米輸出で最も規模が
 大きいのは、携帯電話、
 家具、玩具、アパレルと
 いった低付加価値で
 労働集約型の製品なので、
 米国の対応による
 中国経済への影響は
 限定的だ」との見通しを
強調した。

ただ哈氏も米中貿易摩擦の
長期化を予想する。

「米中貿易摩擦は長期的な
 問題で原因は単純ではないが、
 米中両国には経済的な
 相互補完性が強く、協力の
 余地が大きいことを認識する
 必要がある。米中両国は
 世界の貿易体制の維持の
 責任と義務を果たし、
 WTOの枠組みを通して
 争いを解決すべきだ」(哈氏)

日本側からは1980年代の
日米貿易摩擦の経験を説明する
ものが目立った。

経済産業省出身の
津上俊哉氏は
「1980年代の日本経済は
 現在と完全に異なり、
 鉄鋼から家電・自動車・
 半導体といった製品で、
 欧米の同業者を追い詰めて
 いた。このため、欧米は
 一種の恐れ、ひいては
 大きな反感を持った」と
振り返る。その上で、
現在の中国の状況を
「中国製造2025が3年前に
 発表されたときには
 米国人は何も言わなかった
 のに、今になって
 騒ぎ始めたのは、
 この間に中国のニュー
 エコノミーが想像以上に
 進化したことに気づき、
 急に不安に駆られ始めた
 からだ」と分析した。

日銀出身の高橋亘・
大阪経済大教授は
「対米貿易摩擦の際の
 日本と足元の中国とを
 比較すると、
 最も大きく異なるのは
 中国がアジアのサプライ
 チェーンの一翼を担って
 いることだ。
 米中の貿易摩擦は
 中国のみならず
 アジア全体の問題でも
 ある」との見解を示した。

日中金融円卓会合に
出席したNRI北京の
神宮健・
金融イノベーション
研究部長は
「米中貿易摩擦について
 すぐ解決すると思って
 いる人はおらず、
 なかなか解決するのが
 難しいという反応だった」
と述べた。
(外信部 三塚聖平)
(産経ニュース8/16 08:00)

posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする