2018年07月07日

米中貿易戦争、国民の耐乏の力量は何れが勝るか

'18年7月7日(土)
[制裁関税] ブログ村キーワード

中国側の報復は承知の上
だろう。
トランプ米大統領は6日、
対中制裁関税の第1弾を
放つ。狙いは
カネとハイテク両面での
対中封じ込めで、
習近平政権の経済・軍事
拡大路線に立ちはだかる。
揺れる上海株式市場から
「チャイナショック」が
世界に飛散しようと、
日本は中国脅威の抑止と
いう大局を見据えるべきだ。

トランプ政権は
5月初旬の北京での米中
貿易協議で、対米貿易黒字
(米側統計で
 昨年3750億j)の
2千億j削減要求を
突きつけた。
6月には、ハイテクなど
中国からの輸入品
2千億jに追加関税をかける
準備を始めた。
上海株価と人民元相場は
貿易戦争懸念とともに
下落を続けている。

習国家主席は
「殴られたら殴り返す」と
強気だが、
中国の成長モデルは
極端なドル依存だ。
中国人民銀行は
流入するドルを原資に
人民元を発行し、
金融を量的拡大してきた。
米国のハイテク企業買収、
中華経済圏構想
「一帯一路」向け投資も
外準がよりどころだ。

過去10年間の対米黒字
合計額は3.2兆jで
人民元資金発行増加額の
9割以上に相当する。
オバマ前政権までは
対中貿易赤字を放置し、
中国の膨張を手助けしたが、
「米国第一主義」の
トランプ政権は対決策に
転換した。

中国の経常収支黒字は
縮小基調にあり、
今年3月までの年間で
1200億jである。
当局の規制にもかかわらず
資本逃避は止まず、
同3100億jに上ると推計
される。
外準減少を食い止めるため、
中国は昨年2400億j以上、
外国から借り入れた。

国有企業など中国産業界は
世界でもダントツの借金依存
経営で、国内外からの借金は
昨年末20兆jを超えた。
対米貿易戦争に伴って
輸出機会が減れば、
債務不履行が続出しかねない。
高関税に伴う輸出競争力
低下を相殺するための窮余の
一策は人民元切り下げしか
ないが、外貨債務負担は増え、
金融危機の引き金を引きかね
ない。
当局は人民元を買い支えて
いるが、下落が止まらない。
資本逃避が加速しつつある
ようだ。

米欧の専門家は中国の
金融不安を
「チャイナショック」と呼び、
世界の株式市場への波及を
懸念するが、
あわてることはない。
共産党が支配、管理する
硬直的な市場はもろく、
いずれ自壊は免れない。
「トランプ砲」のとどろきは
崩壊時期を早めるのだ。
(産経ニュース7/5 23:16)

参考
資本逃避
キャピタル・フライトとも 
呼ばれる。
自国通貨の価値が下落し、
または交換性が制限または
禁止されるおそれがあるとか、
政治・経済的な不安ないしは
これを招来するような政策の
変更が予想されるような場合に、
危険回避のために自国通貨を
外貨資金に換えること。
外国為替、外国証券の買入れ、
金の輸出、購入、無為替輸出
などの方法があるが、いずれも
きわめて流動性が高く,
しかもその移動が一時的かつ
大量に行われることから、
ホット・マネー
(国際短期浮動資金) とも
呼ばれる。
日本では 1930年7月に
為替不安から資本逃避が活発
となり、32年に
「資本逃避防止法」が制定
された。これは日本における
為替管理法の始りである。
(コトバンク 
 ブリタニカ国際大百科
 事典 小項目事典)


無為替輸出
輸出した貨物代金の一部
もしくは全部について、
荷為替をとり組まず、無償で
輸出すること。
一部無為替は、委託販売契約に
もとづく輸出などのばあいで、
たとえば、積荷の5割だけに
対して荷為替を組んだばあいとか、
あるいは品質ないし数量条件が
陸揚げ条件のために 、積荷
貨物代金の7割だけについて、
とりあえず荷為替をとり組んだ
ばあいなどである。
(TRIPOD)


posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする