2018年02月28日

中学校の先生は楽じゃない、まるでコンビニだ

'18年2月28日(水)
[部活動] ブログ村キーワード

二つのことを同時に
するのは難しい。落語
「搗屋(つきや)幸兵衛」の
一節は、どんな
器用な人でも反論の余地は
ないだろう。
「あくびをしながら物を
 嚙(か)もうたって、
 無理なんだよ」
◆部活動とあくびを一緒に
したらいけないけれど、
思えば生徒に勉強を教える
仕事とはかなり異質なもの
だろう。
部活動が教員の長時間
勤務の一因だとして、
このごろ一段と議論が
盛んになっている
◆スポーツ庁の有識者
会議がまとめた案では
「中学は休みを週2日以上、
 平日は2時間、
 休日は3時間まで」と
された。
安心感を覚えた教員の方は
少なくないにちがいない
◆自民党にはこんな意見も。
「中学の運動部は廃止を
 検討してはどうか。
 色々な学校から
 生徒が集う地域クラブを
 作ろう」。
いくつも課題はありそうだが、
いずれ地域や保護者、
むろん生徒まで巻き込んだ
議論が始まるのかもしれ
ない
◆ふと中学の部活顧問の
つぶやきを思い出した。
数学の先生で、球技は
苦手だった。
「僕は少しもうまく
 ならないけど、君らが
 休まないおかげで
 採点が早くなったよ」。
時間のやりくりに
苦労されていたのだろう。
不肖、今頃になって気づく。
(編集手帳 讀賣新聞2/27)

部活によっては、
先生が休んだ生徒の
穴埋めをしなければ
練習にならないものも
あるだろう。

朝6時過ぎに
雨戸や門扉を開けるときに
自転車に乗った中学生が
家の前を通る。

生徒の相手をする
先生はその頃には
学校にきているに違い
ない。

今、暗くなりかける
17時半過ぎに自転車の
中学生が家の前を帰る。

以前、中学校教師の
勤務時間はコンビニと
同じ「セブンイレブン」
だといわれた時期が
あった。
つまり
「7(時から)
 (PM)11(時まで)」
である。

今、これが問題になる
ということは
長時間労働をなんとか
しようという世の中の
取り組みと
歩調を合わせたものだ
ろうが、
先生方には、受験対策た
とか、声高には言えないが
モンスターペアレント
対策だとか、もあるように
思う。
それに、部活は
中学生が1日の時間を
持て余すことがないよう、
非行対策にもなっている
とも聞いている。

働く時間を決めても
労働の中身の検討が
足らなければ、
画餅に帰すことにも
なりかねない。
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2018年02月27日

親は子の成長がうれしい、五輪でも五輪でなくとも

'18年2月27日(火)
[平昌五輪] ブログ村キーワード

歌手の由紀さおりさんは、
姉の声楽家、安田祥子
(さちこ)さんと
30年以上にわたって
童謡や唱歌を歌い続けて
いる。
2人は、小学校時代から
童謡歌手として
競い合っていた。やがて
姉はクラシック、妹は
歌謡曲と別々の道を
歩いていく

▼「私のひつぎに入れる
  アルバムを
  作ってちょうだい」。
母親の一言がきっかけ
だった。
完成した童謡のCDを
売るために考えついたのが、
手作りのコンサートである。
2人で歌うことが
「親孝行になったかな」と、
由紀さんは振り返る

▼平昌冬季五輪が閉幕した。
メダルラッシュに沸いた
日本勢は、とりわけ兄弟、
姉妹選手の活躍が目立った。
ノルディック複合で
銀メダルの渡部暁斗
(あきと)選手(29)と
善斗(よしと)選手(26)の
兄弟。銅メダルの
カーリング女子の吉田
知那美(ちなみ)選手(26)、
夕梨花(ゆりか)選手(24)
の姉妹

▼なかでも
主役となったのは、2人で
金銀銅5個のメダルを
手にした高木菜那(なな)
選手(25)と美帆(みほ)
選手(23)の姉妹である。
幼い頃に始めたスケートで、
最初に頭角を現したのは、
天才肌の妹だった。
2010年バンクーバー五輪に
妹が15歳で出場すると、
姉は悔しさのあまり、
「転んでしまえ」とまで
念じた
 
▼今大会でも先に
メダリストとなったのは、
妹である。
女子団体追い抜きで、
ようやく妹とともに
表彰台のてっぺんに上る
ことができた。
姉の菜那選手の口から
まず出てきた言葉は、
「メダルを両親にかけて
 あげたい」だった。
妹の活躍だけでは、両親は
自分に気兼ねしてしまう。
ようやく素直に喜んでもら
える、との思いからだった

▼そして新種目の女子マス
スタートでも金メダル。
それでも姉は、
「妹に追いつくくらいの
 選手になりたい」と
謙虚だった。
両親にとっては娘の心の
成長が、メダル以上の
親孝行だろう。
(産経抄 産経新聞2/26)
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2018年02月26日

日本と友好的にならないように努力する韓国

'18年2月26日(月)    
[平昌五輪] ブログ村キーワード

昨今の国際情勢をかんが
みれば、さもありなん。
「米国の最大の敵対国」を
聞いた米ギャラップ社の
今月の世論調査で、
米国民の51%が北朝鮮と
答え、トップだったという。
2位がロシア(19%)、
3位が中国(11%)という
のも、米国の立場を
考えればまずは順当だろう

▼一方、お隣の韓国は
どうか。韓国は
平昌五輪閉会式に合わせ、
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党
委員長の側近で、かつて
対韓テロを主導したとされる
金英哲(ヨンチョル)氏を
団長とする高官代表団を
受け入れる見通しだ。
韓国自身や
米国の独自制裁の対象者で
あるにもかかわらず、で
ある。米国も不快感を
示している

▼かと思うと韓国の鄭鉉栢
(チョン・ヒョンベク)
女性家族相は22日、
ジュネーブの国連欧州本部で、
慰安婦問題への関心を喚起
するため、
仮称「慰安婦研究所」の
新設を明言した。
さらに、日韓合意で使用は
不適切だと認めた
「性奴隷」との表現も
使った

▼日米韓の連携が何より
大切な時に、平気でそれを
壊すようなまねをして
悪びれない。
「韓国は歴史的に
 自己中心的な国」
(外務省幹部)というより、
国際関係や他国の
国民感情が全く理解でき
ない子供のような国なの
だろう

▼文在寅大統領が
秘書室長として仕えた
盧武鉉(ノ・ムヒョン)
元大統領は、
ラムズフェルド米国防長官
(当時)との初会談で、
「仮想敵国は日本だ」と
言い放ち米側をあきれ
させた。
盧氏は平成18年7月、
海上保安庁巡視船の撃沈も
辞さない「危害射撃」を
許可したこともある

▼平昌五輪における日韓
両選手の温かな交流をみると、
韓国ともいつか仲良くなれる
のではとつい夢を見たく
なるが、そうはいくまい。
韓国が初代の李承晩
(イ・スンマン)大統領
以来続く反日教育をやめ、
対日観を改めない限り、
真の友好が根付くとは思え
ない。
(産経抄 産経ニュース2/24 05:04)

亡くなった従兄は
朝鮮で終戦を迎えた。
現地で
「これから、日本に
 35年間虐められた
 仕返しをする」と
言われたそうである。

終戦が1945年だから、
35年前の1910年は、
日韓併合の年である。
誇り高い朝鮮の人たちは
これを日本の植民地政策と
考えたのだろう。
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2018年02月25日

雪や氷と対話できなければさらなる高みには登れない

'18年2月25日(日)
[平昌五輪] ブログ村キーワード

劇作家・演出家野田秀樹
さんの視点


私は、40年ほど前、
冗談半分で
「芝居はスポーツだ」
などと言ったために、
演劇界の先輩たちに
こっぴどく叱られた。
だがこうして
オリンピックで改めて、
「スポーツ」を客観視
すると、満更的外れの
コトバでもなかったように
も思う。

思うようにはいかない
「肉体」を、いかにして
「精神」がコントロールし
導いていくか、
そこに芝居とスポーツとの
共通点がある。
その「肉体」と「精神」の
抗う姿が、選手の
「コトバ」から垣間見る
ことがあって、
私は職業柄そこに感動を
覚える。

例えば、
スピードスケートで
金メダル取った女子選手は
「氷との対話ができている」
という言葉を使った。
職人の名人が使うような
言葉だ。
丁度その折に実況解説を
していた、かつての
スケート選手が
「これは
 感覚言語なのですが、
 スケーティングしながら
 自分の足音が大きいと
 感じる時に・・・・・・」と
話すのを聞いた。
その「感覚言語」という
造語は、思うようにいかない
「肉体」と付き合った
人間にしかわからないものだ
と、私は唯々頷いた。

また違うタイプの言葉とも
出会った。
私たち年寄りから見ると
お兄ちゃんお姉ちゃんが
やっているようにしか
見えない
(もちろん偏見だが・・・・・・)
競技の解説者が、
「今の技は、おしゃれ
 ですねえ」
「おしゃれでした!」
「これもおしゃれです!」
と連発するのを聞いて、
その競技をする若い人の
価値観が見えた気がした。
(年寄りにありがちな
 おしゃれな若者への
 嫉妬ということで・・・・・・)

一方、私が偏見を持って
見ていたカーリングは、
このオリンピックでひたすら
見直した競技だった。
閉店直後の店の床を
デッキブラシで擦っている
ような姿だと、一度は揶揄
したことのある人間は、
私と共に今、土下座する
べきである。
カーリングは「氷上の囲碁」
とも呼べるスポーツだ。
知的であり、碁盤に無数の
選択肢があるように、
氷上に無数の戦術がある。

きっと今流行のAIが
コーチについても人間の
勘と氷の偶然には勝てない
だろう。
それほど「偶然」と闘う
「知性」を要するスポーツに
見えた。今までのこと、
土下座します。
しかも、そのカーリングの
選手のコドバが振るって
いた。
「皆さんが思っているほど
 何も背負っていない。
 楽しいですよ」・・・・・・
芝居の役者はこの境地に
なるまでに一生をかけて
いる。
それをサラッと言ってのけて
いた。

その軽さと対照的に、
複合スキー選手がメダルを
逃した時の
「頂上は見えているん
 だけど、なかなか
 登り方がわからない」は、
芝居の最後のセリフにしても
いいほどに、重く深かった。
かように「スポーツ」を
見ながら「コトバ」も
楽しめた、一挙両得の
冬季五輪でした。
(冬銀河 讀賣新聞2/24
 25(スポーツ)面)


男子複合ノーマルヒルの
渡部暁斗は
板に塗るワックスが
合わなかったらしく、
金を逃して銀メダルに
なった。
雪との事前の対話がうまく
できていなかったようだ。
さらに気の毒なことに、
全日本スキー連盟によると
五輪直前の練習で、
着地に失敗し、ろっ骨を
骨折していたらしい。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月24日

平昌五輪、女子団体追い抜き、磨いた隊列で金

'18年2月24日(土)
[平昌五輪] ブログ村キーワード

直木賞作家、三浦しをん
さんの青春小説
『風が強く吹いている』は、
箱根駅伝が舞台となる。
個性豊かな10人の
メンバーが、シード権
目指して襷をつないでいく。
長距離走者にとって一番
大切なのは、「速さ」か
「強さ」か

▼主人公の一人、天才
ランナーの走(かける)
何度も自問する。
「強さとはもしかしたら、
 微妙なバランスのうえに
 成り立つ、とても
 うつくしいものなのかも
 しれない」
「走りとは力だ。
 スピードでなく、
 一人のままだれかと
 つながれる強さだ」

▼平昌冬季五輪の
スピードスケート女子
団体追い抜きで、
金メダルに輝いた
日本チームの滑りは、
「美しい」の一言に
尽きる。
3選手が一糸乱れぬ隊列を
組むのは、空気抵抗を
極限まで小さくする
ためだ

▼リオデジャネイロ五輪
陸上男子400bリレーの
日本チームを思い出した
人も少なくないだろう。
華麗なバトンパスが、
銀メダル獲得の決め手と
なった。
「個」の力量で劣って
いても、
緻密な連係プレーによって
チームとして挽回する。
日本のお家芸といえる

▼もっともそれだけで
頂点に立てるほど、
五輪は甘いものでは
あるまい。
年間300日以上の合宿や
遠征で、各選手は滑りを
「速さ」から「強さ」へと
昇華していった。
その総和が、ライバル
チームを圧倒した結果だと
思いたい

▼カーリング女子は、
1次リーグで
4敗しながらも、日本勢初の
4強入りを果たした。
戦略を練りながら、果物を
ほおばる
「おやつタイム」が話題に
なった。「そだねー」。
試合中でも小型マイクを
通して、
選手の北国なまりの会話が
聞こえてくる。
緊迫した場面でも笑顔で
コミュニケーションが
とれるのが、チームの
魅力である。
準決勝の韓国戦では、
そこから生まれる
「強さ」が見たい。
(産経抄 産経ニュース2/23 05:03)

映画『男はつらいよ』の
寅さんに、こんなセリフが
あったのを思い出す。
「お前と俺とは
 別の人間なんだぞ。
 早い話が、俺がイモを
 食って、お前が
 ぷっと屁をするか?」
◆まあ、例えは美しくは
ないけれど、寅さんは
現実主義者なのだろう。
別々の体に一つの心なんて、
言うはやすし、行うは難し。
要するに、きれいごと
いうんじゃないよと
言いたいのである
◆もし持論を改めると
すれば、平昌五輪
スピードスケート女子団体
追い抜きで、日本チームが
見せた絶技だろう。
「おいなんだ、パシュートか
 パラシュートだか
 しらないけど、
 一心同体じゃないか」
◆すね者の寅さんが舌を巻く
場面を想像してしまった。
決勝戦のスタート直後の
映像である。
まだ腕や足がばらばらに
見えたオランダから、
日本の3選手にカメラが
切り替わった瞬間の驚きを
記憶に焼きつけた方は
多かろう。
正面からの映像で、
振り上げる手、左右に
交互に開くスケート靴が
ほぼ重なって見えた
◆金に輝くメダルに導いた
この一糸乱れぬ所作は
「ワンライン」と呼ぶそう
である。
セレモニーでも、ぴたり
呼吸を合わせたかの
ように笑顔が並んだ。
(編集手帳 讀賣新聞2/23)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする