2018年01月08日

土砂崩壊は森林の悲鳴、人が手を差し伸べなければ

'18年1月8日(月)
[昆布] ブログ村キーワード

正月の縁起物に、
「喜ぶ」に通じる昆布が
ある。
おせち料理の昆布巻きに
舌鼓を打った人は
多いだろう
◆北海道・襟裳岬産の
日高昆布は人気の銘柄である。
かの地の昆布漁は苦難の
歴史を持つ。
明治以降、岬一帯は木々の
乱伐で地表がむき出しになり、
「えりも砂漠」と呼ばれる
ようになった。
土砂が海に流出し、
それまで採れていた上質の
昆布が育たない
◆戦後、昆布の再生を懸けて
漁業者らがクロマツを植え
始める。
生え揃ってきたのは
1980年代頃からだ。
すると、腐葉土の栄養素が
海に溶けだし、豊富な
ミネラルを吸収した昆布が
復活した。
濃厚な味わいは森の恵み
でもある
◆手入れの行き届かぬ
森林は、今や全国に広がる。
政府は整備費に充てる
森林環境税を2024年度に
創設する方針だ。
全ての住民税納税者から
年1000円を集める。
森林面積に応じて自治体に
配り、間伐や植栽を行う。
山間部から離れた都市部の
住民にとっては、無駄遣い
だけは避けてほしいところだ
◆襟裳の人々は
「山が荒れれば海が荒れる」
との思いで植林に励んだ
という。
森林が社会にもたらす
恩恵は何か。
改めて考えたい。
(編集手帳 讀賣新聞1/7)

森林が健全な樹木で地表を
覆い、土砂の流出を
防ぐだけでなく、落葉の
養分が河川を通じて、海へ
運ばれて、漁業資源を養う。

森を守るには、人の手による
植林や間伐が欠かせない。

最近、海に力がないと
専門家はいう。
水がきれいで、魚の餌が
ないのだそうだ。
そこで、浄水場の浄化度を
下げるという。
日本の国土は森林面積が
67%という森林国である。
水清ければ魚棲まず、
なのだが、森林の力を
借りたいものである。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする