2017年12月31日

正月恒例箱根駅伝、タスキが渡らない悲劇も

'17年12月31日(日)    
[孫] ブログ村キーワード

<おじいさんとおばあさんを
 作ったのは誰?>。
ポーランドのなぞなぞだ
という。
のり・たまみ著
『つい話したくなる 
 世界のなぞなぞ』
(文春新書)に教わった
◆答えは少し後で。
同僚に試すと、わりと
正解率が低かった。
「ひいおじいさんと
 ひいおばあさん」。
ま、それも間違いではない
ものの、正解は「孫」と
される。
なるほどオギャアと生まれる
赤ちゃんが祖父母を作る。
そんなわけらしい
◆孫の誕生を待ち望む人で
なくても、
落胆を覚えた方は少なくない
かもしれない。
まもなく終わる2017年の
人口動態調査である
◆厚生労働省の発表によれば、
今年国内で生まれた
日本人の赤ちゃんは
94万1000人(推計)で、
100万人を2年連続で下回った。
統計の残る1899年以降で
最少を更新するという。
出生が死亡を下回る自然減も
拡大し、初めて40万人を
超えた
◆子育て支援の充実が
一段と・・・と書こうとして、
パソコンを打つ手が止まる。
何度繰り返したことだろう。
国をあげて根気強く取り組む
べき課題が来年も横たわる。
少しでも多く、産声に
目を細めるおじいさん、
おばあさんに増えてもらおう。
(編集手帳 讀賣新聞12/30)

もうすぐ、正月恒例の
箱根駅伝がある。
選手は次の走者にタスキを
渡すことを最優先に走る。

父母は子に血筋のタスキを
託した。
生きているうちに
子が子を生み、タスキが
孫に渡ったことを確かめると
一安心する。

駅伝で途中棄権した選手の
落胆ぶりは同情に余りある。

おひとり様や子どもの
ないご夫婦は
長い時間をかけて少しずつ
覚悟が固まるだろうから
タスキの渡せない
駅伝選手ほどの落胆ぶり
ではないだろうが・・・。

11月13日、4人目の孫が
関西で生まれ、
おじいさんは4回作り
直されたことになる。
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2017年12月30日

インフルの感染は誰からか、誰へかか、その経路が・・・

'17年12月30日(土)
[インフルエンザ] ブログ村キーワード

東京の街々に
1890年(明治23年)、
かぜが猛威をふるった。
作家の岡本綺堂はそのとき
初めて
インフルエンザという
名前を知ったと随筆に
書き留めている
◆ではその前は何と
呼ばれたかというと、
「お染かぜ」だったそうだ。
俗説では江戸時代に
人気を博した芝居
「お染久松」から来たと
される。
惚れた腫れたの恋風に
見立てたとか。
先の明治半ばの流行のおり
には、民家に「お染御免」
「久松留守」といったお札が
掲げられたという
◆その札は一見、迷信の
ようでも、暗に
「症状のある人はご遠慮を」
とマナーを告げるものでも
あったろう
◆インフルエンザが各地で
流行期に入った。
せきやくしゃみの飛沫が
ウイルスを拡散する。
手洗いなど予防策も大切だが、
専門家はふだんのマナーが
問われると言っている。
たまに大きなくしゃみをする
人を見かけるけれど、
飛沫は7bも飛んで
エレベーターのボタンに付着
するそうである
◆現代には「感染」という
ことばがある。
まさかお染から?・・・と
思って色々調べたものの、
そう書いてある資料は
見つからなかった。
なにかの偶然である
としても、ふしぎでならない。
(編集手帳 讀賣新聞12/29)

参考
風邪やインフルの感染から身を護るマスクをする意味 
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月29日

若者は動詞化した隠語のような便利な言葉を使う

'17年12月29日(金)
[若者言葉] ブログ村キーワード

大学教員の女性が朝の出勤時、
駅で会った男子学生と歩いて
いると、学生がふいに言った。
「先生ちょっとマクって
 いいですか?」。
教員はスカートを押さえた
◆言語学者の窪薗晴夫さんの
近著『通じない日本語』
(平凡社新書)に、教員から
聞いた話として紹介されて
いる。
この場合の【まくる】は
むろんスカートには関係なく、
ハンバーガー店に立ち寄る
ことを言う
◆「る」で終わる新語と
いえば、
昨年の「神ってる」を
思い出すが、今年、
女子中高生を中心に
流行したのは
【ストーリーってる】だ
という。
インスタグラムに
「ストーリー」と呼ばれる
機能があり、動詞化した
ようである
◆これを使うと、24時間
過ぎればアップした画像が
自動消去される。
いわば「消える日記」だろうか。
毎日の物語がすぐに消えて、
すぐにまた始まる。
刹那的だが、引きずるものが
なくて、そこがいいのかも
しれない
◆じつは最近、若者言葉の
変化を聞いても
あまり驚かない。
というのも、江戸時代の
流行語を知ったことがある。
【茶づる】。
お茶漬けを食べることで、
広辞苑にも載っている。
昔からの「る」だったん
ですね。
(編集手帳 讀賣新聞12/28)

参考
 インスタグラム
 無料の写真共有アプリ
 ケーションソフトウェア。
 日本では
 「インスタ」とも呼ばれる。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月28日

顏認証技術でのごみ集積場への不法投棄取締り

'17年12月28日(木)    
[人違い] ブログ村キーワード

狐狸庵こと作家の遠藤周作
さんに、人違いに関する
出色の逸話がある。
少々ややこしい。
“自分によく似た人”に
間違えられたという
◆作家仲間との宴のひととき。
店でそばに座った若い女性が
突然
「あなた遠藤周作に似てるわ」
と言った。
「あたしの先生、○○学院で」
とも。
狐狸庵先生はその高校で
3年間、教師をした経験が
あった
◆よれよれの汚いコートを
着ていたわ。
ケチで学生に弁当を半分
もらってた・・・さんざん恥を
かかされた先生は帰り際、
厳しい顔つきで言った。
「君は師の顔を忘れたのか」
「キャァッ」
(『明日という日があるじゃ
 ないか』河出書房新社)
◆先日、IT企業の友人に
顏認証技術の精度を聞いて
驚いた。
認証率、つまり人違いの
ない率が99%を超える段階に
きたという。
両目の間の距離や口の位置を
人工知能(AI)が計測する。
いかに“似た人”だろうと、
どこかがわずかに違うそうで
ある
◆東京五輪では、
ボランティアを含む最大
40万人の関係者の顏が登録
される。会場のカメラが
不審な侵入者に目を光らせる
ことになろう。
おっちょこちょいのAI氏は、
いないとお見受けする。
(編集手帳 讀賣新聞12/27)

わが家が持ち込むごみ集積場に、
どうも通りすがりの人が
ごみを置いていくらしい。
指定日以外のごみや
指定された袋に入れてない
ごみは、
回収業者は持っていかない。
家庭ごみとは思えない
量や種類のごみを出す
人もいる。

防犯カメラで決まりに
違反した人がいたら、
映像で誰かを見極め
なければならない。

もし、よそ者が置いていこう
としたら、顔認証技術で
警報を鳴らすのはどうか。
いっそのこと、指定された
日に、指定された袋に
入れて出さなければ、
この技術で警報を鳴らす
ことはできないだろうか。
コストを考えないでの話
だが・・・・。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月27日

昔は誰も気にかけなかった今でいうセクハラ行為

'17年12月27日(水)
[豚] ブログ村キーワード

今の時代なら通らない演題
だろう。
歌舞伎『西郷と豚姫』の
初演は、1917年(大正6年)
という
◆若き日の西郷隆盛が
恋に落ちる話で、お相手は
京都の料亭で働くふくよかな
体格の仲居さん。
作者の池田大伍はこの女性を
一言で「豚姫」と呼んだ
わけだが、当時の感覚では
侮蔑の意は薄かったのかも
しれない。
姫と敬称をつけるとともに、
気だてのいい大柄の女性が
じつに魅力的に描かれている
◆かといって使いにくい
形容ではあるけれど、
肉付きの良さのほめ言葉と
思えば分かりやすい魚が
いる。フグである。
漢字で「河豚」と書く
◆中国などアジアの
富裕層に向け、政府が
輸出拡大をはかる方針を
固めた。もともと
河豚の名は中国渡来なのだ
そうで、話は早いだろう。
海にいるのに
なぜ河なのかはともかく、
豚は「ふっくら」を
意味する気がしてならない
◆とはいえマグロ、サンマ、
サバ・・・国外に美味が伝わる
ほど、日本の食卓からは
遠ざかる今日的水産事情
ではある。
天然もののフグなら
乱獲防止への啓蒙も
忘れてはなるまい。
ちなみに前述の西郷ものは
悲恋で終わる。
ああ豚姫よ、という
幕引きはなしよ。
(編集手帳 讀賣新聞12/26)

同じ職場にいた、
当時50代の女性は
ロッカーを開けて、その扉の
陰で着替えをするという
特技があった。
彼女は、
「この間、会社に
 防犯ベルを買ってもらった」
と言った。

口を滑らせて
「そんなものはいらないん
 じゃないの。
 顔を懐中電灯で下から
 照らして歩けばいい」
と言ってしまった。
聞こえないように言った
つもりだが・・・。
それからかっきり1週間、
お茶を入れて貰えなかった。
セクハラの程度に見合った
量刑を決めていたらしい。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする