2017年09月02日

運に任せた生き方はしない、 ハリル監督のように

'17年9月2日(土)    
[ロシアW杯] ブログ村キーワード

日本をロシアW杯へと
導いた
ハリルホジッチ監督は、
祖国ボスニア・
ヘルツェゴビナの内戦で
人生を狂わされながらも、
努力を尊び、国際的な
評価を得てきた策士だ。

FWとして才能を
見いだされて
プロの道に進んだ
中核都市モスタルで、
現役引退後、カフェなどを
営みながら監督業も
スタートさせた。
それが、1992年からの
民族紛争で暗転。
モスタルは川を境に街が
分断され、銃を向け合う
激戦地で、
「何度も殺されかけ、
 負傷し、爆撃も受けた。
 フランスに逃れた直後に
 家が襲われ、すべてを
 失った。暗黒の時代だ」。

監督業を続けてきた中で、
大事にしてきたのは、
対戦相手の分析や作戦など
準備を尽くすこと。
「運に任せるような試合は
 一度もない」。
2015年3月に日本代表監督と
なってからも連日、
日本サッカー協会に
設けられた執務室に通う。
試合映像を見ては、
ボードにマグネットで
布陣を描き、作戦を練った。
最終予選で、しぶとく
勝ち点を積み上げられた
のは、その采配による
ところが大きい。

内戦の記憶はめったに
口にしない。
語る時も
「サッカーのおかげで
 人生は素晴らしいものに
 なった」と加える。
あらがえない力に
翻弄されても、屈しない
反骨の指揮官は、
W杯でも格上にひるまない
メンタリティーを
日本に植え付けようと
している。
(青柳庸介)
(讀賣新聞9/1 19(スポーツ)面)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする