2017年05月16日

ブッシュ大統領はブーイングをおそれ、羞恥心もあった

'17年5月16日(火)
[ジーター] ブログ村キーワード

ジョージ・W・ブッシュ
大統領がニューヨークの
ヤンキースタジアムで
始球式をしたのは
9・11同時テロの翌月、
2001年の10月である。
ワシントン・ポスト紙の
ボブ・ウッドワード氏が、
こぼれ話を著書に書き留めて
いる
◆本番の前、
ヤンキースの花形遊撃手、
デレク・ジーター選手が
大統領に尋ねた。
「正規のプレートから
 投げますか?」。
それともマウンドを降りて、
捕手に近い場所から
投げますか、と
◆防弾チョッキを着ていて
投げにくいので、近くから
投げる。
そう答えた大統領に
ジーターは言った。
「ブーイングされますよ」
◆観客がブーイングすると
いうのか?
この街に対する攻撃から
始まった戦争のさなかに、
大統領である私に対して?
「それがニューヨーク
 なんです」。
本番で大統領は、
正規のプレートから
ストライクを投げている
◆きのう、ジーター氏(42)
(2014年に現役引退)の
背番号「2」を永久欠番とする
セレモニーを報じた記事を
読みつつ、当時の挿話を
思い出した。
世間の視線に対する畏怖の
念と、羞恥心と――
その二つが米大統領の胸に
健在だった頃の、遠い昔話
である。
(編集手帳 讀賣新聞5/16)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする