2017年04月08日

化学兵器の拡散を恐れた米国はミサイル攻撃をした

'17年4月8日(土)    
[化学兵器] ブログ村キーワード

平成6年6月、
長野県松本市で起きた
有毒ガス事件で8人の命が
奪われたとき、どれほどの
日本人が「サリン」の
存在を知っていただろう。
青酸カリの500倍の毒性を
持ち、触れただけで死を
招く。未知の猛毒に対して、
警察の捜査は難航する。

▼追及を逃れた
オウム真理教は翌年3月、
東京で地下鉄サリン事件を
引き起こした。
13人が死亡する、
国際社会にも衝撃を与えた
テロ事件だった。
今も多くの人が、
重い後遺症に苦しんでいる。

▼サリンは、
ナチス政権下のドイツで
農薬の研究から生まれた。
開発者の4人の名前から
文字を取って、サリンと
名付けられた。
ただヒトラーは、
第二次大戦での使用を断念
している。
あまりに残虐な化学兵器
ゆえに、連合国側の報復を
恐れたといわれる。

▼シリア北部の反体制派
支配地域で4日、政府軍が
空爆を行い、子供を含む
100人以上が死亡した。
現場では、
呼吸困難やけいれん、
口から泡を吹いて苦しむ
住民の姿が目撃されている。
アサド政権が、国際条約で
禁止されているサリンを
使用した疑惑が強まった。

▼国際社会の非難の声が
高まるなか、アサド政権は
関与を否定し、ロシアも
同調している。
アサド政権には、
過去にも化学兵器を使用
した“前科”があった。
米国のオバマ前政権は
報復のための
空爆を見送った。
その不作為の責任を問う
声も出ている。

▼<科学者も科学も人を
  ほろぼさぬ十九世紀を
  わが嘲笑(ちょうしょう)す>
坂井修一。
情報工学の研究者でもある
作者は、19世紀の科学を
バカにしているのではない。
人類を破滅に追い込みかね
ない現代科学の危険性を
自覚するよう、自分に言い
聞かせている。
もっと危険なのは、自らの
権力維持のために科学を
もてあそぶ、21世紀の
独裁者たちである。
(産経抄 産経新聞4/7)

米、シリア軍施設を
 ミサイル攻撃 


トランプ米大統領は6日
(日本時間7日)、
滞在先の南部フロリダ州
パームビーチで記者団に
対し、
シリアのアサド政権軍の
飛行場に対する軍事攻撃を
命じたと述べた上で、
「化学兵器の拡散と使用を
 阻止し抑止することは、
 米国の安全保障にとり
 死活的に重要だ」と強調
した。

トランプ氏はまた、
「シリアのアサド大統領の
 態度を変えさせようと
 する過去の試みは全て
 失敗し、そのせいで
 地域の不安定化が進んだ」
と指摘。
その上で国際社会に対し、
「シリアでの流血を
 終わらせ、あらゆる形の
 テロを終結に導こう」と
呼びかけた。

トランプ氏は、中国の
習近平国家主席との会談の
ため、フロリダ州パーム
ビーチの会員制リゾート
「マールアラーゴ」に滞在中。
【パームビーチ=黒瀬悦成】
(産経ニュース4/7 11:17)


北朝鮮は金正男氏殺害に
サリンを使ったと言われる。
トランプ大統領は
化学兵器の拡散を止めな
ければ枕を高くして眠れ
ない。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする