2017年04月24日

希望をもって歩むならば・・・と、松下幸之助さん

'17年4月24日(月)    
[松下幸之助] ブログ村キーワード

希望をもって歩むならば
 必ず道はひらけてくる

 松下幸之助(1967年)


大阪の表玄関・梅田駅から
阪神電車で2駅。
大阪市福島区の野田駅前を、
老若男女が行き交う。
歩調がまちまちなら、
行く道もそれぞれ。

商店街を進むと、町工場が
点在する大開(おおひらき)
地区に出る。
昭和の面影が残るこの町で、
松下幸之助は1918年
(大正7年)、
パナソニックの前身・
松下電気器具製作所を
創立した。
<自分には 
 自分に与えられた 
 道がある>。
本店と工場を構えていた
場所は公園になっていて、
「道」と題する幸之助の
言葉を掲げた
「創業の地」の記念碑が
立つ。

<広い時もある
 せまい時もある
 のぼりもあれば
 くだりもある>

幸之助の生涯も平坦では
なかった。

和歌山の地主の家に
生まれたが、幼い頃に
父が米相場で失敗。
兄や姉が相次いで病没し、
9歳で単身、大阪へ奉公に
出る。

火鉢店、自転車店、電灯
会社と転じ、一念発起して
独立。
路地に面した2階建ての
借家で創業し、プラグ
などの製造販売を始めた。

事業が軌道に乗り、
22年に本店・工場を建設。
翌年、
電池式自転車ランプを
開発したが、先に出回って
いた同様の製品の質が
悪かったため、問屋などに
取り合ってもらえない。
在庫を大量に抱えたが、
性能には自信があった。
大阪中の小売店に数千個を
配って試しに使ってもらい、
いいものだと思えば
代金をください、と頼んだ。
性能の高さが評判となり、
月約2000個売れるように
なった。

昭和初期の不況の際は、
生産を半減するが
従業員は解雇せず、
給料を全額支払うと宣言。
感激した授業員は懸命に
営業活動した。
2か月ほどで在庫をなくし、
工場は再びフル稼働する
ようになったという。

「思い切ったアイデアと、
 人を大事にする経営で、
 数々のピンチを乗り越え
 ました。やがて
 “経営の神様”と
 呼ばれるようになるの
 です」。
幸之助について研究する、
PHP研究所の佐藤悌二郎
(ていじろう)専務(60)が
語る。

希望をもって歩むならば
 必ず道はひらけてくる

 深い喜びも そこから
 生まれてくる>。
路地が入り組んだ大開から、
幸之助は、希望とともに
歩み始めたのである。
(文・増田真郷)
(名言巡礼 松下幸之助
 讀賣新聞4/23日曜版1面)

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2017年04月23日

安全は守れといい、監視はするなという身勝手な国民

'17年4月23日(日)
[監視] ブログ村キーワード

上空を飛び交う
ヘリコプターや室内の
テレビが、人々の行動を
常に見張っている。
独裁体制にとって危険な
人物と決めつけられると、
「思考警察」に逮捕され、
存在自体が抹消される

▼英国の作家、ジョージ・
オーウェルが1949年に
発表した近未来小説
『一九八四年』が、
再びブームとなっている。
オーウェルの頭の中には、
スターリン体制下のソ連が
あった。もっとも今、
国民を徹底的に監視する
社会が実現しているのは、
中国である

▼昨日の石平さんのコラム
「チャイナ ウオッチ」を
読んで、背筋が寒くなった。
今月10日に制定された
規則は、一般市民による
スパイ行為の通報を
奨励しているという。
共産党政権が、すでに
監視システムを使って
全国民を見張っているのは、
周知の事実である

▼驚いたことに、
『一九八四年』をもって
現在の日本に警鐘を鳴らす
人たちがいる。
政府が今国会での成立を
目指す「テロ等準備罪」の
法案は、オーウェルが
描いたような監視社会を招く
というのだ。
安倍晋三首相は、
「実行準備行為があって
 初めて処罰の対象にする。
 内心を処罰することでは
 ない」と明言している。
的外れの批判でしかない

▼当然ながら
昭和59(1984)年、
『一九八四年』は大いに
もてはやされた。
ただ故渡部昇一さんは、
ブームには冷ややかだった。
オーウェルが描いたのは、
共産主義体制である。
にもかかわらず
多くの文化人は、
管理社会への警告に
すり替えようとしていた

▼渡部さんは当時の
正論欄にこう書いた。
「オーウェルが書いたのは
 当時の、そして今のソ連や、
 それと類似の体制の
 国家なのであって、
 今の日本などでは絶対に
 ない」。
「ソ連」を「中国」に
置き換えれば、現在でも
通用する。
(産経抄 産経新聞4/21)
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2017年04月22日

報道によれば、北のミサイル失敗は米の遠隔操作

'17年4月22日(土)
[サイバー攻撃] ブログ村キーワード

北朝鮮による弾道ミサイル
発射で最近、失敗が目立つ
ことから、
「米国がサイバー攻撃を
 仕掛けて発射を妨害
 しているのではないか」
との見方が、米メディアで
出ている。
トランプ米大統領ら政権
幹部は一様に
「ノーコメント」で否定も
肯定もしておらず、憶測は
広がるばかりだ。

米紙ニューヨーク・
タイムズは、北朝鮮が
開発中の中距離弾道ミサイル
「ムスダン」に着目。
昨年行われた8回の発射
実験のうち、成功と
みられるのは1回で、
失敗の確率が約88%に
達したと、19日に報じた。
その上で
「妨害工作が要因になって
 いることが示唆される」
と指摘した。

すぐに爆発した今年4月
16日の弾道ミサイルを
含め、直近3件の発射が
いずれも失敗したと
みられることも
「米国関与論」を加速させ
ている。
同紙によると、
オバマ米前政権は2014年、
北朝鮮へのサイバー攻撃
計画を本格化させ、
トランプ政権がそれを
引き継いだとみられると
いう。

米国は世界最高レベルの
サイバー攻撃能力を
持っているとされる。
08〜10年頃にイスラエルと
協力し、イランの核施設に
サイバー攻撃を行って
成果をあげたとされる
事例もある。

ただ、最高機密に属する
ため、政権側の口は重い。
対北サイバー攻撃計画の
存在についても、公式には
認めていない。

「我が軍の電子的、
 技術的な能力について
 コメントはできない」

ペンス米副大統領は
19日放送の米CNN
テレビのインタビューで
論評を避けた。
トランプ氏も18日放送の
米FOXニュースの
インタビューで
「それについてはコメント
 したくない」と言葉を
濁した。
今後も真偽不明の状況が
続きそうだ。
【ワシントン=黒見周平】
(讀賣新聞4/21 9(国際)面)


米国が安閑としているように
見えるのは、このような
裏の事情があったから
だろう。敢えて、
報道機関を利用して
情報を流すのは、北朝鮮や
中国にショックを与える
ためだ。
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2017年04月21日

日本女性が昨年日本、今年20歳で世界最年少記録樹立

'17年4月21日(金)    
[グランドスラム] ブログ村キーワード

7大陸最高峰と北極・
 南極点への挑戦


北極点と南極点、
世界7大陸最高峰を全て
制覇する
「エクスプローラーズ・
 グランドスラム」を
世界最年少で遂げた
早稲田大3年の南谷真鈴
(みなみや まりん)さん
(20)が19日、都内で
記者会見し、
「つらいとは思わなかった。
 たくさんの支援があって
 こそ」と感謝した。

南谷さんは2015年1月の
南米・アコンカグアから 
始まり、昨年7月に北米・
デナリに登頂して
7大陸最高峰を
日本人最年少で制覇した。
さらに、南極点は16年
1月に到達。
北極点も、今月5日に
北緯89度から出発し、
120`余りの距離を移動
して現地時間12日に到着
した。

北極点までは
1日7〜10時間かけて
氷河の上を移動し、
途中で仲間が凍傷で救助
されたり、
ホッキョクグマに
食料を奪われたりした。
苦難の末の偉業達成に、
「これでようやく
 ベッドで寝る時に
 リラックスできる」と、
ホッとした様子だった。

今後はセーリングでの
世界一周を目指すといい、
「可能性は無限大だ
 ということを
 身をもって示したい」
と話した。
(世界最年少制覇
 讀賣新聞4/20 38(社会)面)

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2017年04月20日

知的生活とは頭に体がついていけない生活のこと

'17年4月20日(木)
[渡部昇一] ブログ村キーワード

渡部昇一さんの
ベストセラー
『知的生活の方法』を
読んだのは、大学生時代で
ある。読書の技術から、
カードの使い方やワインの
飲み方まで、
大いに「知的」な刺激を
受けた。ただ、実践には
至らなかったのが、
40年たった今でも悔や
まれる

▼渡部さんによれば、
「知的生活」の原点は、
旧制中学での恩師との
出会いだった。
佐藤先生の英語の授業が
なかったら、
英語学を一生の仕事にする
ことはなかったという。
先生の自宅を訪ねると、
英語の本はもちろん、
天井まで和漢の書物が
積んであり、全て読了して
いた

▼「佐藤先生の如く
  老いたい」。
渡部少年の願いは
十分かなえられた。
77歳のとき、
2億円を超える借金をして
家を新築し、友人たちを
驚かせた。
巨大な書庫には、なんと
和洋漢の本15万冊が収蔵
されている。
80歳を超えてからも、
ラテン語の名文句や英詩の
暗記を欠かさず、
「記憶力自体が強くなった」
と豪語していた

▼ただ渡部さんには、
佐藤先生のような
「平穏な知的生活」は、
許されなかった。
広範な読書と鋭い洞察力に
裏付けられた評論活動は、
しばしば左翼・リベラル
陣営から激しい攻撃を
受けてきた。渡部さんは、
「自由主義を守る」との
信念のもと、一切怯む
ことはなかった

▼正論メンバーでもあった
渡部さんの訃報には驚いた。
雑誌『正論』の4月号で
論文を拝見したばかり
だったからだ。
「アングロサクソン文明圏
 の先進性」の観点から、
トランプ米大統領を論じ、
日本の進む道を示す内容
だった

▼昨年刊行したばかりの
『実践・快老生活』には、
こんな記述がある。
「九十五歳くらいまで歳を
 重ねれば死ぬことさえ
 怖くなくなる」。
86歳の渡部さんにとって、
あと10年近くは
「知的生活」が続くはず
だった。
(産経抄 産経新聞4/19)
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする