2017年03月04日

自然の摂理に逆らわなければ、種は絶えないものである

'17年3月4日(土)
[江差] ブログ村キーワード

北海道の民謡、
『江差追分』の一節は
何とも景気がいい。
〽江差の五月は
 江戸にもないと/
 誇る鰊(にしん)
 春の海・・・。
その昔、春ひと月の漁で
1年を暮らせたと、
『日本民謡集』
(岩波文庫)の注釈にある
◆探しにいかなくても、
魚のほうから押し寄せて
くる。物成りの豊かで
なかった昔、ニシンは
北辺の地に富を恵んだ。
漢字で「鰊」のほかに、
「鯡」とも書く。
魚に非ず、宝であったろう
◆江差町では104年ぶりの
ことという。
ニシンが産卵のために
海岸の近くまで押し寄せ、
海が白く濁る
“群来(くき)”と呼ばれる
現象が確認された
◆稚魚の放流をつづけた
成果ともいわれる。
マグロといわず、イワシ、
サバといわず、
魚の話題には
「不漁」「漁獲規制」など
浮かない言葉がつきものの
昨今である。
誰しも気持ちのどこかに
弾みを覚える知らせだろう
◆〽あれからニシンは
  どこへ行ったやら/
  オモタイ岬のニシン
  御殿も/今じゃさびれて
  オンボロロ・・・
 (北原ミレイ『石狩挽歌』、
  詞・なかにし礼)。
どこに行っていたか、
これからもまた来てくれるのか、
ニシンは答えてくれまい。
ともあれ、かつての宝たちよ。
「お帰り」
(編集手帳 讀賣新聞3/3)

魚の生命力には驚かされる。
マンボウは3億個の卵を
産むという。
卵や稚魚が他の魚のえさに
なっても、種が絶えない。
人間の一人っ子の方針は、
いずれ人口を半分にする。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする