2017年03月03日

自信を持って間違った方向に行く「方向オンチ」

'17年3月3日(金)    
[方向オンチ] ブログ村キーワード

方向オンチ
 
「方向オンチ」を自認する
人は多い。
地図を見ているのに
道に迷ってしまった経験を
持つ人もいるのでは。
どうしたら克服できる
だろう。

「方向オンチとは、
 経路についての情報が
 あっても
 道に迷ってしまったり
 『自分は迷いやすい』
 という自覚があったり
 する人のことを
 言います」。
成城大学教授の新垣紀子
さん(認知科学)はそう
説明する。

2014年にノーベル生理学・
医学賞を受賞した
英ロンドン大の教授らは、
ネズミの実験を通じ、
空間の中の自分の位置を
認識する仕組みが脳に
備わっていることを発見
した。
人間には、目的地までの
経路をイメージする能力も
あることが分かっている。

だが、道に迷いやすい、
迷いにくいといった
個人差がなぜあるのかは、
十分に解明されていない。

新垣さんは、車で走った時の
ビデオ映像を被験者に見せ、
目的地までのルートを
どう覚えるか実験した。
それによると、
道に迷いにくい人は
曲がり角にある店など
目印を積極的に覚えよう
としていた。
一方、迷いやすい人は
「横断歩道を親子連れが
 渡っている」など、
ルートをたどるのとは
無関係な情報に注目する
傾向があった。

人は移動するたびに、
ルート上の目印や
目印同士の位置関係などを
記憶し、頭の中に
「イメージとしての地図」を
作り上げていく。
道に迷いにくい人は、
この地図をうまく作って
いると考えられている。

新垣さんは
「状況に応じて
 必要な情報を発見し、
 活用するのが得意か
 どうかが、大きく影響
 しているのでは」と
指摘する。

高層ビル、高い山

方向オンチを克服する
コツはあるのだろうか。
全日本オリエンテーリング
大会で22勝した記録を持つ
静岡大学教授の村越真さん
(認知心理学)は
「出発点や目的地の方向を
 意識しながら歩きましょう」
と助言する。

都会なら高層ビル、
郊外なら覚えやすい形の
山など、どこからでも
よく見える目印を探す。
東京都の中心部なら
新宿の高層ビル群が
どの方向に見えているか
など、目印と自分との
位置関係を意識して
歩けば、大きな間違いを
防げる。

地図などで街のつくりを
大まかに把握しておくのも
有効だ。
「大きくて線状に連なった
 鉄道や河川などは、
 自分が向いている方向を
 推測する手がかりに
 しやすい」という。

地図の向きを進行方向に

地図を手に歩くのなら、
まず向きを進行方向に
合わせよう。
その上で、建物の位置や
道の形状などを地図で
随時確認しながら進む。
「こうすれば、いつの間にか
 迷っていたという事態は
 避けられる」と
新垣さんは話す。

目的地に行く途中にあった
目印は、帰り道にも使える。
ただし、同じ場所の建物で
あっても異なる方向からは
違って見え、印象も変わる。
道の分岐点や曲がり角では
後を振り返り、帰りには
どう見えるか確認しておこう。

最近は全地球測位システム
(GPS)を活用した
スマートフォンの
地図アプリも続々と
登場している。
稲垣さんは
「様々な情報ツールを
 複合的に活用すれば、
 迷いにくくなる」と話す。
(方向オンチ 探る
 讀賣新聞3/2 16(くらし)面)


仲間のうちの方向オンチに
移動の主導権を与えては
いけない。
彼は、経路をイメージ
できないうちに歩き出し、
みんなが迷子になる。

スマホのナビが使えない
なら、地図と磁石をもって
いれば安心である。

ただし、無電柱化推進法に
より、電柱の住居表示が
なくなると、自分が今どこに
いるのか不安になる。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする