2018年05月22日

日本国民が望む力強い政治指導者は露のプーチン氏か

'18年5月22日(火)
[プーチン氏] ブログ村キーワード

「ボージド(vozhd)」は、
日本語にも英語にも
訳しにくいロシア語である。
「指導者」、「国父」、
「戦時リーダー」、
「頭領」・・・・・・等々。
どれもシックリしない。
敢えていうと、
ヒトラーに限って用いられた
「総統(フューラー)」に
近いニュアンス。

ロシアの現大統領
プーチン氏は、欧米メディアで
「現代版ツァーリ(皇帝)」と
綽名されることが多かったが、
このたび
通算4戦を果たした後は
ロシア国内で「ボージド」の
尊称が奉られるようになった。
かつてのスターリンと並ぶ
絶対的権力の持ち主との意味が
込められている。

スターリンは、猜疑心の強い
孤独な独裁者だった。
プーチン氏にも同様の傾向が
見られる。
プーチン氏はしばしば
上半身裸になって筋肉隆々の
ボディーを誇示する。
自分は前任者エリツィン氏とは
違って心身ともに
「強力な指導者」で、
今後何年間でもロシア大統領の
激務に耐えうる人物。
このことを内外宛てにしめす
狙いのジェスチャーに他ならない。

明らかに、プーチン氏は
自身の支配の長期化を意図
している。
すでに第3期政権から
そのための人事政策を開始した。
己の周辺から故郷の
サンクトペテルブルク出身者閥や
「シロビキ」
(治安機関出身者)閥に属する
旧友で彼の後継者候補に
なりそうな実力者たちを
次々に罷免して、人畜無害の
テクノクラートたちで埋める
やり方だ。

例えば大統領府長官を、
長年の盟友
セルゲイ・イワノフ氏から、
若手実務家の
アントン・ワイノ氏へと替えた。
また、「シロビキ」による
クーデターの可能性を未然に
防ぐ狙いで「国家親衛隊」を
創設し、隊長に
自身のボディー・ガードを
長年務めてきた忠実無比の
ビクトル・ゾロトフ氏を配した。

KGB(旧ソ連国家保安委員会)
の教育と訓練を叩き込まれた
プーチン氏には、
何事であれ細心の注意を払って
対処する習癖が染み付いている。
確実な成果が保証されない限り、
彼は危ない橋を決して渡ろうと
しない慎重居士なのだ。
ところが、そのような
プーチン氏といえども、
時には大胆な行動に打って出て、
全世界を震撼させる場合もある。
例えば、クリミアの編入、シリア
空爆など。
これらは、大胆なように見えて、
必ず勝ち目ありと判断した上での
電撃作戦なのである。

だから我々は、
プーチン流行動様式のパターン
として相反する二つの習性が
同時存在する事実に気付かねば
ならない。
一は、冬籠もり中の熊のように
忍耐強い待ちの姿勢。
二は、いったん己の力が勝って
いると判断するや直ちに穴蔵
から飛び出し、一気に獲物に
襲いかかる、同じく
熊にみられる俊敏な動き。
他国の領土を併合し、もはや
雷が鳴っても変更しようと
しないのは、その好例だ。
(政治学者北大名誉教授
 木村汎(ひろし) 
 1000字でわかるプーチン 2
 ボージド
 讀賣新聞5/21 9(文か)面)

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2018年05月21日

働き方改革と同時の実施が求められる働かせ方改革

'18年5月21日(月)
[残業] ブログ村キーワード

運転手さんの言葉
(常谷陽子さん・会社員・28歳)

「運転手さん、
 具合が悪いので、
 すみませんがゆっくり
 走ってください」。
ひと息にそう伝えると、
私はシートに背中を
あずけて深呼吸をした。
2年前の冬、あまりの
気分の悪さに、会社を
早退した夕方のことで
あった。
(疲れてるのかも
 しれないなぁ・・・・・・)

残業続きで肉体的に
確かに疲れてはいた。

けれども、この程度の
ことは以前にもこなして
きたし、無理している
つもりもなかった。

ただ、社内の人間関係の
わずらわしさに
振り回され、精神的
疲労からか、体調の
すぐれない日々が続いて
いた。
「お客さん、風邪かい。
 大変だねぇ。いくら
 仕事だって健康あって
 のことだからね」
「本当にそうですよね」

人の良さそうな
運転手さんの言葉に
相槌をうちながら、
軽く窓を開け目を閉じた。

10分位走った頃で
あろうか。突然、強烈な
吐き気が襲ってきた。
思わず体を折り曲げて
第一の波は必死に堪えた
ものの、次から次へと
やってくる波を堪える
ことは出来ず、
「あの・・・・・・」と思いが
声になる直前、
自制する間もなく、私は
車内で吐いてしまった。
「うわぁ。お客さん、
 困るなぁ。そういう時は
 早く言ってくれなくちゃ。
 こっちはまだ営業時間
 残ってんだよ」

怒りというよりは、
むしろとまどったような
運転手さんの声だったが、
それも当然のこと。

私には返す言葉も気力も
なかった。

運転手さんはそのまま
車を走らせて、
「ま、風邪じゃ仕方ない
 よな。酒飲んでたわけ
 じゃなく、仕事してた
 んだし。キツイこと
 言ったりして悪かったよ」
とつぶやくと、
初めてミラー越しに私の
顔を見て、照れくさそうに
笑った。
「ウチ、この近くなんだ。
 お客さんもそのままじゃ
 また気持ち悪くなっちゃ
 うから、ちょっと寄って
 車洗ってくよ」。
明るい声でそう告げると、
彼は視線をまた前に戻した。

公団住宅であろうか、
五階建ての同じ形の建物が
同じ方向を向いて並んでいる。
無言で車を走らせてきた
運転手さんは、その一角に
車を止めると、
「じゃ、外に出て良い
 空気でも吸って待ってて
 くれよ」。
そう言って、シートカバーや
マットを外し、
1階の部屋へと消えていった。

外の空気は凛と冴え渡って
いて冷たい。
その刺すような刺激が
かえって心地よく、私は
夜空を仰いで深く息を
吸った。真冬の冷気に触れ、
ようやく私の吐き気も
治まったようだ。
「大丈夫なの」

突然声をかけられた。
驚いて振り向くと、優し
そうな中年の婦人が
長身の私を見上げていた。
いつの間にか戻ってきた
運転手さんが、水で
車内を洗っている。
どうやら、話を聞いた
運転手さんの奥さんが
心配して様子を見にきて
くれたようであった。
「もし気分が悪いのなら
 少し休んでいったら?」

彼女の本当に心配そうな
表情を見ていたら、
早退する時にあからさまに
迷惑そうな表情をしていた
社内の人達の表情が
重なっては消えていき、
もう少しのところで
私は涙ぐんでしまうところ
だった。
「もう平気です。だいぶ
 良くなりましたから」

私の言葉にうなずくと、
彼女は胃薬とグラスに
入った水、そして濡らした
タオルを私に渡して、
「体は大事にしなさいね」
と言って、部屋へ戻って
いった。

そこからの道中はいたって
快適であった。
「後ろは揺れるから
 前に座った方がいいよ」

助手席に座り、窓を全開に
すると夜風がほどよく
入りこむ。
「おじょうさんね。
 仕事は忙しいのかも
 しれないけど、
 無理しちゃだめだよ。
 どんなにがんばったって、
 体を壊しちゃもともこも
 ないだろ。命あっての
 人生なんだからさ」

運転手さんの言葉は、
夜風のように心地よく
私の心にしみこんでいく。
「こんな話をして
 いいのかどうか分かん
 ないけど、うちにはね、
 生きていれば
 おじょうさんと同じ年
 くらいの息子がいたんだ
 けど、仕事で悩んで、
 体を壊してさ。
 とうとう、耐えきれなく
 なっちゃったんだろうなぁ、
 飛び降りちゃったんだよ。
 誰にも相談しないでさ」

時が経っているから
だろうか、彼の口調は
穏やかで淡々としていたし、
表情も変わらないまま、
彼は相変わらずじっと
前方をみつめてハンドルを
握っていた。
しかし、いや、だからこそ、
彼や彼の家族が乗り越えて
きた悲しみや苦しみが、
私には一層強く感じられた。
「ま、生きてるってことは
 良いことも悪いことも
 いろいろあるけど、
 そういうことが味わえる
 のも生きてるからだしな。
 体が健康ならまともな
 考えもできる。
 だから、体を壊すほど
 働くなんて・・・・・・。
 どっか間違っていると
 思わないかい」

運転手さんの誠実そうな
横顔を見ながら、私は
なんと答えたらよいのかも
分からずに、不器用に、
ただ相槌をうつばかり。
彼らの味わったつらさを
考えると、簡単に
その場限りの言葉を返す
ことは憚られた。
ただ、いつか誰かに言われた
「本当に強い人こそ
 人に優しくできる」という
言葉を、何度も何度も
思いかえしていた。

会社の人間関係に辟易して
いた私は、久し振りに
人の心に触れた気がして、
切ないような暖かいような
気持ちをかみしめていた。
(生きる PHPNo837’18/2)、

若い頃、電子計算機で
処理する業務のプログラムを
作る仕事をしていたことが
ある。
急ぎの仕事で、朝から
根を詰めてプログラムを
書いていると午後3時頃
突然、吐き気を催すことが
ある。

交通事故で頭を打った
ような状態なのだろう。
吐き気はこれ以上続けられ
ないという限界のシグナル
なのだと思う。
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2018年05月20日

野党の政権攻撃は反日国による政治工作を手助けしている

'18年5月20日(日)
[安倍首相] ブログ村キーワード

「私の知る限り
 歴代自民党総理で
 安倍総理が最悪です」。
菅直人元首相
(立憲民主党最高顧問)が
14日付の自身のブログで
安倍晋三首相について、
こうこきおろしたことが、
インターネット上で話題を
呼んでいる。
当たり前だが、
「あなたがそれを言うのか」
という反応が目立つ
▼菅氏というと、
首相在任中に起きた
東日本大震災での
「震災処理の不手際」や
「復興計画の立案と
 実行の遅れ」が、
高校歴史教科書にも記載
された特異な存在である。
尖閣諸島沖で中国漁船が
海上保安庁の巡視船に
体当たりした際、
超法規的に中国人船長を
釈放したことも忘れ難い
▼8人の衆参両院議員を
支えたベテラン政策秘書、
朝倉秀雄さんの著書
『戦後総理の査定ファイル』
(彩図社)は、
戦後歴代首相31人を
「能力」「資質」「手腕」など
5項目にわたりチェックし、
採点している。
結論から言えば菅氏は
歴代最低の計25点だった
▼それでは、そんな菅氏は
安倍首相のどこが最悪だと
主張しているのか。
ブログには、
森友・加計問題に関する
答弁は
「ごまかし、すり替え、
 居直りのオンパレードで、
 聞くに堪えない」
と記している。
安倍首相は本当のことを
語っていないと言いたい
ようだ
▼一方、安倍事務所で
陳情処理に当たっていた
元公設秘書は、
17日付の自身のフェイス
ブックで訴えていた。
「加計理事長は獣医学部の
 申請に際して安倍総理や
 安倍事務所に陳情した
 ことなど一切ない」。
加計孝太郎理事長と何度も
飲食し、ゴルフもしたが、
「頼み事をされたことなど
 全くない」という
▼ともあれ、菅氏は自身の
首相時代はどう評価して
いるのか。読み返すと、
菅氏が安倍首相について
「歴代自民党総理」で最悪
と書いているのが意味深長
である。
(産経抄 産経ニュース5/19 05:04)

菅直人氏は、政治評論家の
目線で政治を批判している。
国政において、第三者では
ないはずである。
もし、安倍政権では都合の
悪い周辺国のどこかが
資金提供をして政治工作を
しているとしたら、政治家
全員の責任である。
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2018年05月19日

ヤングマンの西城秀樹さん逝く、歌のエールを遺して

'18年5月19日(土)
[西城秀樹] ブログ村キーワード

1978年、米ロサンゼルス。
タクシーのラジオから
流れた曲に西城秀樹さんは
心をとめた。
「ノリのいい歌だな」。
後に『YOUNG MAN』
としてカバーする英語の
原曲である
◆「外国の曲のカバーは
  日本では売れない」。
業界に反対されながら
若さと情熱で押し切った
経緯は
『この歌この歌手』
(読売新聞文化部)に
詳しい。
訳詞はマネージャーが
やった。
YMCAを人文字にする
振りも勢い任せで考えた
◆<♪ヤングマン
  さあ立ち上がれよ>。
青春と歌作りが
同時進行だったのだろう。
そして挑戦の結果は、
お茶の間で幼児まで
人文字になるほどの
大ヒットである
◆その達成感、喜びは
多くの方が察せられるに
違いない。
「ヒデキ、感激!」とか。
ほかにもふしぎなことが
ある。
原曲を歌った米国の
グループは初期のころ、
人文字の振りはしていない。
にもかかわらず
ヤンキースタジアムでは
試合途中、警備員が
人文字で踊る
パフォーマンスが
人気になっている。
日本から逆輸入された
とする説が本当なら、
うれしい。
そこに生きていることに
なる
◆きのう(17日)
秀樹さんの訃報が流れた。
まだ63歳。早すぎる。
(編集手帳 讀賣新聞5/18)

参考
西城秀樹 ヤングマン1979 02 12 

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2018年05月18日

浴室清掃、洗剤による健康被害に要注意

'18年5月18日(金)
[カビ] ブログ村キーワード


もうじきやってくる梅雨。
湿度が高くなって、
カビが増殖しやすい環境に
変わることから
健康被害が懸念される。

購読している
新聞の記事を紹介したい。

カビに悩まされることが
多いのが浴室だ。
住宅アドバイザーの
藤原千秋さんに、手入れの
コツを聞いた。

藤原さんによると、
浴室によく発生するのは
黒カビ。
市販の洗剤で手入れが
可能な場合と、専門業者に
任せた方がいい場合がある。

市販の
次亜塩素酸ナトリウムを
含むカビ取り用洗剤を使用
する際は必ず、マスクや
メガネ、ゴム手袋を着用する。
成分が強いので、
吸い込んだり体についたり
するのを防ぐため。
換気扇を必ず回す。

使用範囲は、
人の目の高さより低い位置、
手が楽に届く範囲にとどめる。
天井や壁の高い位置に
使うと、洗剤が体にかかる
可能性がある。
また、カビ取り用洗剤は、
浴室内に水分がない状態で
使うと効果を発揮しやすい
という。

洗い流すのは常温の水で。
お湯だと、洗剤から発生する
塩素ガスを湯気とともに
吸う危険があるので避ける。
水圧の強いシャワーで流すと、
洗剤が水はねし、
体にかかる可能性がある。

カビ取り用洗剤の使用後に、
別の洗剤で掃除をする際も
注意が必要だ。
排水口などに残っていた
カビ取り用洗剤が、別の
洗剤と混ざって有毒ガスが
発生する可能性がある。
使用後は念入りに流したい。

ゴムパッキンのカビは、
カビ取り用洗剤を吹き付け、
キッチンペーパーを当てて
湿布のように浸透させる。
より効果を出したければ、
ラップで覆う。
浸透時間は20分程度が目安
だが、素材を劣化させる
こともあるので注意する。

藤原さんによると、
掃除が難しい換気扇や、
浴槽の「エプロン」
と呼ばれる前方のカバー裏
などは、できれば
専門業者に頼んだ方がいい
という。
「下手に作業すると、
 カビの胞子を
 吸い込んだり、
 まき散らしたりする
 可能性があります」。
業者に掃除を頼んだ後、
市販の浴室用のカビ予防の
燻煙剤を使ったり、
パイプ掃除専用洗剤を
排水口に改めて使ったり
すると、より安心だ。

ピンク色のぬるぬるした
汚れは、以前は「赤カビ」
などと呼ばれていたが、
近年の研究で細菌だと
分かった。
対応した中性洗剤も市販
されている。

日々の手入れも大切だ。
入浴後は、その都度、
水はけワイパーを使って
浴室内の水気を落とす
ようにする。

浴室に窓があれば、
窓とドアを開けて湿気を
逃がす。
窓がなければ、ドアを
閉め換気扇を回す。
ただし、ドアに通気用の
スリットがない場合は、
ドアを開けて換気扇を
回すといい、
空気の流れができて
換気できるからだ。
(家事 カビ対策 下
讀賣新聞5/17 17(くらし)面)


スプレーボトルには
泡で出るものと霧ででる
ものがある。
洗剤によるのだろうが
この霧を吸い込むと
カビ取り用洗剤でなくとも
咳がしばらくとまらない
ことがある。
posted by (雑)学者 at 00:00| 千葉 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする