[片岡鶴太郎] ブログ村キーワード
NHK連続テレビ小説
「梅ちゃん先生」に
隣人の安岡幸吉役で
でている
片岡鶴太郎氏。
激やせが気になるが、
自分を表現するという
ことでは、
画家としての被画体の
描き方が
役者としての役柄の
演じ方に生かされて
いるに違いない。
幾つものことを
とことん悩み、それらを
実行に移してきた
鶴太郎氏の生き方に
興味がある。
(鶴太郎氏談)
20代後半のぼくは、
ぽっちゃりしていました。
でも、このキャラクターを
引きずっていたら、
本格的なドラマはできない。
体を引き締めよう。
そう考えて、
ボクシングを始めることに
しました。
どうせやるなら、
プロになりたいとも思い
ました。
ぼくは当時、32歳。
プロのライセンスが
得られるのは33歳まで。
あと1年しかない。
決めたら、迷いはいっさい
なくなりました。
食事のメニューを
翌日から一変し、ジムにも
通い始めました。
なにしろ5、6年かけて
太った体を
1年で絞らないといけないし、
プロテストにも1年以内に
合格しないといけない。
ぼくはこれらのことを
誰にも相談しないで
決めました。
実際、事務所の社長には
「スケジュールは
2年先まで埋まって
いるんだよ。
鶴ちゃんはポチャッと
しているからいいんだよ。
筋肉質になったら、
仕事、なくなるかも
しれないよ」などと
言われました。
でも、一人の人間として
「魂が納得できる生き方」を
したいと思った。
30代はドラマや映画の
仕事がとても楽しかった。
でも、40歳になる直前、
後半生をどう生きるべきか、
しっかりと腹を据えないと
いけないと思うように
なりました。
芸能界の仕事は浮き沈みが
ある。
売れなくなることも、
仕事がなくなることもある。
そうしたことに左右されない
軸のようなものを持って、
いつでも、誰にでも、
穏やかに接することが
できるようになりたい。
それで、先輩方に
「40代って、どうですか」
と聞いて回りました。
でも、腹にストンと落ちる
答えは得られなかった。
と、そんなことを考えて
いた2月の朝5時。
隣の家の玄関先に赤い花が
咲いているのが目に止まり
ました。
花は凛と咲いて、
自分の生を全うしている。
生きるとは、こういうこと
じゃないのか。
この花はツバキでした。
ツバキを描けるようになり
たい。
花を描ける人、絵を描ける
人、そして、自分が受けた
感動を伝えられる人になり
たい。
ぼくが絵を描き始めたのは
その一心からでした。
くよくよ悩むのは、全然
構わない。
悩むのはよい方向へ変わ
れるチャンスだと思うから。
でも、悩みをいつまでも
引きずってはいけない。
とことん悩んだら、行動に
移す。
これだと思ったら、
突き進んで、掘り下げる。
道はその先に
きっとひらけていくんじゃ
ないかな。
(取材・文 平出 浩
俳優・画家片岡鶴太郎
迷って迷って今がある
PHPNo.768'12/5抜粋)
鶴太郎は"声帯模写"の
片岡鶴八に弟子入りし、
物真似修業をした。
何でも納得するまでという
生き方の基本姿勢は
この物真似修業で
培われたものであろう。
参考
(鶴太郎)
物真似レパートリー(例)
井上陽水
具志堅用高
郷ひろみ
小林旭
近藤正臣
近藤真彦
坂上二郎
千昌夫
橘家圓蔵
山本晋也
(Wikipedia)
タグ:ドラマ ボクシング 絵

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